清武先制PKに原口の最終予選4戦連発弾で首位サウジを撃破!!
ゲキサカ / 2016年11月16日 5時46分
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日本代表は15日、W杯アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦し、2-1で競り勝った。前半45分にMF清武弘嗣のPKで先制すると、後半35分にFW原口元気が最終予選4戦連発となる追加点。同45分に1点を返されたが、そのまま逃げ切った。日本は3勝1分1敗の勝ち点10に伸ばし、前節終了時点で首位だったサウジアラビアに並んだ。
日本はFW本田圭佑、MF香川真司、FW岡崎慎司らがベンチスタート。本田に代わる右サイドにはA代表初先発となるFW久保裕也が抜擢された。1トップはFW大迫勇也、トップ下は清武という11日のオマーン戦(4-0)で結果を残した選手が起用され、左サイドバックには最終予選初出場となるDF長友佑都が入った。[スタメン&布陣はコチラ]
前半2分、大迫がポストプレーから追い越してきた清武につなぎ、清武はドリブルで運んで右足でミドルシュート。これはGKの正面を突いたが、同4分にも清武の右FKからDF吉田麻也がヘディングシュートを放つなど、良い入り方を見せた。
サウジアラビアは序盤からファウルが目立ち、前半9分にMFアブドゥルマレク・アルハイブリが繰り返しの反則でイエローカードを受けると、同10分にはDFハッサン・ムアト・ファラタが長友に対するレイトタックルで警告を受け、両チームの選手が入り混じる小競り合いとなった。
日本は前半20分、清武からパスを受けた原口が中央をドリブルで持ち上がり、PA内の大迫に縦パス。大迫はDFを背負いながらも強引に振り向き、右足でシュートを打ったが、GKにキャッチされた。同22分には清武のスルーパスからDF酒井宏樹が右サイドをオーバーラップ。マイナスのクロスにフリーの久保が右足で合わせるが、相手DFのブロックに遭い、チャンスを生かせなかった。
その後、試合は膠着状態に入り、前半39分、MF長谷部誠の浮き球のパスを久保が落とすと、大迫が右足で狙うも、大きくクロスバーを越える。それでも、0-0のまま前半終了かと思われた前半43分、清武のシュートがアルハイブリのハンドを誘い、PKを獲得。自らキッカーを務めた清武は冷静にGKの逆を突いてゴール左隅に流し込み、先制点を奪った。
1点リードで折り返した後半開始から久保に代えて本田を投入。後半開始前、タッチラインの外で待つ本田の背中をハリルホジッチ監督が叩き、ピッチに送り出した。後半4分、清武が相手のファウルで左足首を痛め、一時ピッチを離れたが、すぐに戻ってプレー続行。同18分には高い位置でボールを奪い、カウンターから原口がドリブルで運び、フィニッシュまで持ち込んだが、右足ミドルはGKに抑えられた。
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