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[選手権予選]「千葉は市船」のプライド結果で示す!夏の全国覇者・市立船橋が流経大柏を破り、2連覇!

ゲキサカ / 2016年11月21日 6時35分

千葉ライバル対決制した市立船橋高が2連覇達成

[11.20 全国高校選手権千葉県予選決勝 流通経済大柏高 1-2 市立船橋高 フクアリ]

 20日、第95回全国高校サッカー選手権千葉県予選決勝がフクダ電子アリーナで行われ、市立船橋高と流通経済大柏高が対戦。8月2日に広島で日本一を懸けて全国高校総体決勝を戦った両校による「千葉頂上決戦」は、全国高校総体優勝校の市立船橋が2-1で制し、2年連続21回目の全国大会出場を決めた。全国大会の組み合わせ抽選会は21日に都内で行われる。

 試合後、市立船橋の朝岡隆蔵監督は全国決勝の再戦を勝利した選手たちを「『オレら市船だ』という思いがスタッフ含めてみんなあるので、市船の選手に本当の意味でなってくれたと思う」と讃えた。千葉県予選の連覇は01年から04年まで4連覇して以来。その間、市立船橋は全国高校総体で日本一を勝ち取りながら選手権出場を逃したこともある。もちろん、ともに高校年代最高峰のリーグ戦であるプレミアリーグを戦うライバル・流経大柏の存在など、千葉で勝ち続けることは決して簡単ではない。それでも新潟内定のU-19日本代表DF原輝綺(3年)が「全国よりも千葉の方がプレッシャーはありますけれども、千葉は市船というのを示したい」と語り、G大阪内定のMF高宇洋(3年)が「日本で一番強くないといけないチーム、伝統のあるチームなので誇りがある。千葉に市船ありと知らしめるためにも負けられない」とプライドを持って連覇を目指してきたチームは、強さを示す戦いで見事に連続優勝を果たした。

 それでも前半は本田裕一郎監督が「いいゲームやったな、と思ったんだけどね」と振り返る流経大柏のペースだった。前線からの連動した守りで市立船橋のパスコースを限定し、MF宮本優太(2年)やMF関大和(3年)、U-16日本代表CB関川郁万(1年)らが入ってきたボールに狙いを定めて弾く。そして奪ったボールを素早くワイドへ送って、クロスまで持ち込んだ。局面局面で相手のパワーを受けてしまった感のあった市立船橋に対し、思い切り良く攻める流経大柏は前半14分、MF菊地泰智(2年)の左足シュートがDFをかすめてゴール方向へ。これは市立船橋MF金子大毅(3年)のスーパークリアによってかき出されたが、直後にも左クロスをFW古谷三国(3年)がダイビングヘッドで合わせ、19分にも右SB河内渉真(3年)が右サイドで3人かわしてラストパスを入れるなど攻め続ける。

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