[選手権予選]ライバル対決は堅守・広島皆実が快勝!4連覇達成し、7季連続となる全国へ:広島
ゲキサカ / 2016年11月21日 22時33分
[11.20 全国高校選手権広島県予選決勝 広島皆実高2-1瀬戸内高 広島広域公園第一球技場]
11月20日、第95回高校サッカー選手権大会広島県予選決勝が広島広域公園第一球技場で行われ、広島皆実高が瀬戸内高に2-1で勝利。4年連続13回目の全国大会出場を決めた。
両校が予選決勝で対戦するのは2013年度以来。当時の瀬戸内は全国高校総体に4年連続出場中で、同年の総体予選決勝では広島皆実に4-0で圧勝するなど、初出場を目指す選手権でも本命視されていた。しかし、前半に先制された広島皆実が後半に追い付き、延長後のPK戦を制して3年ぶりの出場権を勝ち取ると、そこから広島皆実の時代が始まる。14年度、15年度は総体予選と選手権予選を制し、全国大会の出場権を独占してきた。
全国総体が地元開催だった今年度は、広島皆実と瀬戸内が出場権を獲得。予選決勝は広島皆実が2-1で勝って第1代表となり、地元優勝も視野に本大会に臨んだが、初戦の2回戦で履正社高(大阪)にPK戦で屈した。一方、瀬戸内は3勝を挙げてベスト8に進出。全国での実績において広島皆実はライバルに後れを取った形となった。
プリンスリーグ中国に参戦している両者は、総体予選前の4月の対戦では瀬戸内が2-0で勝ち、全国総体後の9月の対戦は4-4の引き分け。今年度の公式戦での対戦成績は1勝1分1敗で、今回の決勝も五分の争いになるとみられていたが、試合が始まると、広島皆実が瀬戸内を圧倒する展開となる。個々の的確なポジショニング、素早いボールへのアプローチから始まる守備で瀬戸内に自由を与えず、ボール奪取後はロングパスやドリブル突破、局面でのパスワークなどで次々にチャンスを作り出した。
しかし広島皆実は、押し込みながらも先制できない。11分にFW安原修平(3年)のセンタリングを、MF藤井敦仁(3年)が右足で合わせた最初の決定機はクロスバーの上へ。12分には安原がGKと1対1になったが、シュートは瀬戸内GK佐々木衆(3年)の右足セーブに阻まれた。15分にはMF疋田優人(3年)、20分には片岡永典(3年)がチャンスを迎えたが、いずれも尾崎の好セーブに遭う。
広島皆実にとっては嫌な展開になりかけていたが、勢いを止めずに27分にスコアを動かす。安原の突破が相手のファウルを誘い、PAのすぐ外、正面でFKのチャンスを得ると、MF藤原悠汰(2年)が右足を一閃。鋭い弾道のシュートが鮮やかにネットを揺らし、ついに均衡を破った。
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