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[選手権]川崎F内定SBタビナス「この大会でインパクトを」。桐光学園は“ダークホース”長崎総科大附と注目の初戦!

ゲキサカ / 2016年11月21日 20時55分

選手権優勝へ強い意気込みを見せる桐光学園高DFタビナス・ジェファーソン主将(左)と今大会の“隠れたV候補”とも言える長崎総合科学大附高MF薬真寺孝弥主将

 21日の組み合わせ抽選会で決まった第95回全国高校サッカー選手権1回戦注目のカードは桐光学園高(神奈川)対長崎総合科学大附高(長崎)だ。川崎F加入内定の日本高校選抜左SBタビナス・ジェファーソン主将とC大阪内定の195cmGK茂木秀、日本高校選抜MF鳥海芳樹、実力派の2年生MF田中雄大ら充実したタレントたちを擁し、連係優れた攻守によってプリンスリーグ関東で3位につけるなど優勝争いに食い込む力を持つ桐光学園に対し、国見高(長崎)に数々のタイトルをもたらした名将・小嶺忠敏監督が指揮を執る長崎総科大附は夏の総体九州大会優勝校で、昇格1年目のプリンスリーグ九州で開幕から14勝2分という快進撃によって2試合を残して独走V。注目MF薬真寺孝弥主将とU-17日本代表FW安藤瑞季をはじめ、快足MF右田翔やFW宇高魁人ら強力アタッカー陣を擁し、抜群の走力と強度の高い守備も注目の今大会のダークホースと言える存在だ。

 優勝するだけの力を有する相手と対戦にも両校主将の反応は控えめだった。その中で総体予選、選手権予選でいずれも得点王に輝いているMF薬真寺はプロ内定選手を破ってゴールを奪う意気込み。「(桐光学園には)プロが2人いるということですけど、自分たちは点取れると思うので点取りたいと思います。(長崎総科大附の強さは)誰でも点取れるところが大きいと思います。個人としては総体も選手権予選も長崎県では得点王だったので、全国大会でも得点王目指していきたい」と目標を口にした。躍進が期待された夏の全国高校総体は滝川ニ高(兵庫)守備陣に封じ込まれて0-1で2回戦敗退。「特に安藤と自分なんですけど、相手のマークが激しくなると何もできなかったので改善していきたいと思います。プリンスリーグでも相手からのマークは激しくなったところがあるんですけど動じないことを心がけていました」という課題を改善してきたこともピッチで証明する。

 一方、「特別」という選手権での日本一に並々ならぬ意欲を見せていたのが桐光学園のタビナスだ。「全国制覇はその肩書引っさげて(プロへ)行くのと行かないのとではスタートの位置も違いますし、自分が残すインパクトも違うと思う。この大会でインパクトを残せるようにしたい。全国制覇したいです」と宣言。ポジションは左SBだが、個人としても「タビナス・ジェファーソンの大会だった」と言わしめるほどのインパクトを残すつもりでいる。

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