決勝に導く復活弾も柿谷に笑顔少なく「ハラハラドキドキはC大阪の癖」「しっかり守り切らないと」
ゲキサカ / 2016年11月27日 19時35分
[11.27 J1昇格プレーオフ準決勝 C大阪1-1京都 金鳥スタ]
やはり決めたのはエースだった。8月に右足を手術したFW柿谷曜一朗は、驚異的な回復力をみせると、11月6日の愛媛戦で5か月ぶりの実戦復帰。3年ぶりのJ1復帰を目指すセレッソ大阪の最後のピースとして帰ってきた。
京阪ダービーとなったJ1昇格プレーオフ準決勝。開始1分にミドルシュートを打ってチームに勢いをつけると、前半13分、MFソウザのミドルシュートのこぼれ球に詰めて、先制ゴールを決めた。「ソウザがシュートを打つのは分かっていたので、こぼれるところは常に狙っていこうと思っていた」。待ちに待った復活弾。1万3922人が詰めかけたスタジアムを歓喜で包んだ。
しかし試合終盤は、勝つしかない京都の捨て身の戦法に防戦一方。後半45分にはパワープレーに出る京都の攻撃を防ぎきれず、同点弾を許してしまう。レギュラーシーズンで順位上位のクラブが勝ち上がるレギュレーションのため、同点までは許される展開だったが、最後の最後までしびれる展開に持ち込まれてしまった。
試合後の柿谷に笑顔が少なかったのもこのためだ。「結果は良かったですけど、勝ってないんでね」と納得がいかない様子の背番号8は、「最後までハラハラドキドキさせたのは、セレッソの癖かなと思います」と表情を引き締める。そして主将らしく「こんな展開になることは誰もが予想していたと思うけど、しっかり守り切らないといけなかった。そうしないと、その先に繋がらないと思うし、そこはもう一度チームメートに厳しく言いたい」とチームを戒めていた。
(取材・文 児玉幸洋)●2016 J1昇格プレーオフ
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