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[プリンスリーグ関東]プレミア昇格狙う強豪校対決、桐光学園vs前橋育英は2-2ドローに

ゲキサカ / 2016年11月28日 21時21分

後半37分、桐光学園高FW西川公基が右足で勝ち越しゴール

[11.26 高円宮杯プリンスリーグ関東第16節 桐光学園高 2-2 前橋育英高 かもめパーク]

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プリンスリーグ関東は26日、第16節を行った。3位・桐光学園高(神奈川)と勝ち点2差で5位の前橋育英高(群馬)との一戦は2-2で引き分け。桐光学園は2位へ浮上した。プリンスリーグ関東は第16節終了時点(残り2節)ですでに首位・浦和レッズユース(埼玉)の優勝とプレミアリーグ参入戦進出が決定。2位の桐光学園から8位の山梨学院高(山梨)まで勝ち点2差の中にいる7チームが残り2枚のプレミアリーグ参入戦切符を争う。

 13年に高校年代最高峰のリーグ戦であるプレミアリーグを経験し、降格後はわずかな差でプリンスリーグ関東を突破できずにいる桐光学園と、過去3年のプリンスリーグ関東で2位、3位、優勝という好成績を残しながらも3年連続でプレミアリーグ参入戦で敗退している前橋育英。プレミアリーグ昇格への強い意欲を見せる強豪校同士による“生き残り合戦”は2-2で引き分けた。

 前半は山田耕介監督が「前半の動きを持続してやりたかったですね。くさび入れて1タッチでトントントンと(パスが繋がって)。かなり良かったですもんね」と振り返った前橋育英のペースだった。やや中央からに固執した感のあった桐光学園の攻撃を前に強い松田陸と角田涼太郎の2年生CBコンビが跳ね返し、セカンドボールの多くをMF大塚諒主将(3年)とMF長澤昂輝(3年)のダブルボランチが制圧。加えて前線でFW人見大地(3年)が良くボールを収め、10番FW飯島陸(2年)が絶妙なファーストタッチで抜け出して決定機を作り出す。13分には右中間での素晴らしいボールコントロールから前を向いた飯島がDFを引きつけてラストパス。これを人見が右足でゴールへ沈めて前橋育英が先制した。

 桐光学園は前半、DFライン背後を突く攻撃で前橋育英を揺さぶった一方、ビルドアップでミスが出るなど苦戦。前橋育英の攻勢を許したが、守備面でCB田中拓実(3年)が飯島のスピードに対応し、CB望月駿介(1年)が競り合いで健闘するなど徐々に立て直すと、サイドからの攻撃を増やした後半に試合をひっくり返す。21分、前線のFW鈴木太我(3年)が頭でそらすと右サイドを駆け上がった交代出場FW倉持快(2年)がクロス。これをボランチの位置から走り込んだMF田中雄大(2年)が1タッチでゴールへ沈めて同点に追いついた。前橋育英も長澤らがシュートシーンをつくったが、勝ち越し点を奪ったのはゴール前のこぼれ球から日本高校選抜MF鳥海芳樹(3年)や右SB淡路昂宏(3年)が決定的なシュートを打ち込んでいた桐光学園の方。37分、日本高校選抜の左SBタビナス・ジェファーソン主将(3年、川崎F内定)が自陣からオープンスペースへ入れた縦パスを鳥海が跳躍しながらの鮮やかなトラップで収める。そして一気にDFを振り切ってエンドラインまで切れ込んだ鳥海がラストパス。DFに当たってコースが変わったものの、ニアサイドへ飛び込んだFW西川公基(3年)が右足ダイレクトでゴールへ押し込んで勝ち越した。

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