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「関東の大学で優勝を争いたい」、“守備からのチーム”法政大が9年ぶりのインカレへ

ゲキサカ / 2016年12月1日 14時59分

9年ぶりのインカレ出場を決めた法政大

 冬の大学日本一を決める第65回全日本大学サッカー選手権(インカレ)が12月7日に関東近郊で開幕する。昨季決勝では関西勢が激突。関西学院大が阪南大を下して頂点に立った。シーズン集大成となるインカレで最後に笑うのはどこのチームか。

 ゲキサカ×全日本大学サッカー連盟のインカレ特別企画第1弾は法政大の前橋育英高出身選手による鼎談(前編)です。DF柳沢拓希(4年=前橋育英高)、MF上田慧亮(3年=前橋育英高)、FW青柳燎汰(2年=前橋育英高)の3選手がインカレへ向けての意気込みや、今季のチームについて語ってくれました。

 今季の関東大学リーグでは5位。9年ぶりのインカレ出場を勝ち取った法政大。来季仙台入りのDF永戸勝也(4年=八千代高)、FC東京入りのDF山田将之(4年=青森山田高)を擁し、前線ではFWディサロ燦シルヴァーノ(2年=三菱養和SCユース)らが身体を張る3-2-4-1システムは磐石の布陣。全国舞台での躍進を目指す。

――まず、法政大の特徴やプレースタイルを教えてください。
上田:前線はとにかくボールを追えと言われています。後ろがそれをしっかり支えてくれていて、ボールを取ったら素早い攻撃に繋げようとしています。
青柳:攻撃は結構自由にやらせてもらっていませんか? 守備は型にはめてという感じだけど。
柳沢:うん。守備からのチームだね。

上田:そこが崩れたから、後期リーグの終盤で連敗しちゃったんだよね。でもDFラインの4年生がすごく良くて、前期リーグはほとんど守ってくれていました。
青柳:勝くん(永戸勝也=仙台内定)とかね。あとは、前期リーグ終わりに攻撃陣が怒られたのも大きいと思います。『全然点が取れてないよ』って。
上田:後期リーグは前期リーグの倍くらい点がとれて、攻撃は良くなってきています。
青柳:あとは守備ですね。
柳沢:得点は倍になったけど、失点も倍になっちゃったからね。
一同:(苦笑)

――法政大は今大会が9年ぶりのインカレ出場になります。
柳沢:インカレ出場が決まった時は、ちょうどリーグ戦で連敗が続いていたから雰囲気は良くなかったよね。決まってひと安心したけど。
青柳:うん。まず、僕は9年ぶりの出場ということを知らなかったです。

――9年ぶりの出場を決められた理由は? また意識していたことはありますか?
上田:関東大学リーグでは上位6チームがインカレに出られるんですけど、連敗が続いて順位が下がった時に、チーム全員でミーティングをしました。それまでは試合に出ていたメンバーだけのミーティングだったんですけど、その時は全員で1時間くらい。そこで、チーム全体が団結した感じがしました。

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