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大学を決めるのはインターハイの結果?法政大の前育出身者が語るリアルな話

ゲキサカ / 2016年12月2日 10時46分

前橋育成高時代のエピソードを語った法政大の3選手

 冬の大学日本一を決める第65回全日本大学サッカー選手権(インカレ)が12月7日に関東近郊で開幕する。昨季決勝では関西勢が激突。関西学院大が阪南大を下して頂点に立った。シーズン集大成となるインカレで最後に笑うのはどこのチームか。

 ゲキサカ×全日本大学サッカー連盟のインカレ特別企画第2弾は法政大の前橋育英高出身選手による鼎談の後編です。DF柳沢拓希(4年=前橋育英高)、MF上田慧亮(3年=前橋育英高)、FW青柳燎汰(2年=前橋育英高)の3選手が高校サッカーと大学サッカーの違いなど、前橋育英高時代を振り返りながら語ってくれました。
※前編はこちら⇒「関東の大学で優勝を争いたい」、“守備からのチーム”法政大が9年ぶりのインカレへ

――皆さんは高校サッカー選手権にも出場していますが、大学サッカーと高校サッカーの全国大会の違いはありますか?
柳沢:高校選手権の注目度はやばい。
一同:(笑)
上田:高校選手権はすごく緊張するというか、「始まったー!」という感じがします。お客さんもたくさん見に来るので、「これが選手権か!」と思っていました。そういう感覚でいうと、大学サッカーの全国大会にそこまでの緊張はないかな(笑)

柳沢:注目度的には違うけど、能力的には大学サッカーの方が上だと思う。
上田:大学サッカーの方が全然レベルが高い。
柳沢:注目度は低いけどね(笑)

上田:高校選手権で決勝まで行った人の意見はどう?
青柳:高校選手権はすごく観客が多かったんですけど、決勝ではもう慣れてしまって緊張はなかったです。それよりも、準々決勝のフクアリとか、最初の試合でも席が埋まっていることに緊張しました。でも今、自分の高校サッカー時代の映像を見ても全然質が低いと思います。大学サッカーの方が固い試合ですよね。高校サッカーは勢いでいけるけど、大学サッカーは考えてプレーしないといけない。

上田:拓希くん(柳沢)の代の時の高校選手権で出たんですが、初戦はすごく緊張していた思い出があります。でもその緊張感の中でプレーできるのは貴重な体験でした。
青柳:緊張とかするんですか(笑)?!
上田:緊張するよ。最近はしないけどさ!
柳沢:レベルが全然違うよね。

――皆さんにとっての高校選手権はどのような存在でしたか?
柳沢:俺は選手権に出たくて高校に行きました。出たくてというか、テレビとかで見ていて憧れるよね。
上田:選手権のために前橋育英高に行ったようなものです。
柳沢:応援してくれる人の前でプレーできるし。インターハイ(全国高校総体)よりも選手権の方が出たかった。大学を決めるためにはインターハイの方が大事だけど。
上田:選手権で活躍しても遅いし、大学を決めるのはインターハイの結果だね。でも、僕も選手権に憧れはありました。
青柳:サッカーをやっていたら憧れますよね。
上田:小学校、中学校の時に観に行ったりした。
青柳:俺はコタツに入って見ていました(笑)

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