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[プレミアリーグEAST]2点目奪う力、終了間際の失点…選手権V候補の市立船橋は課題出て柏U-18とドロー

ゲキサカ / 2016年12月5日 12時5分

後半アディショナルタイム、柏レイソルU-18のMF田中陸が同点ゴール

[12.4 高円宮杯プレミアリーグEAST第17節 柏U-18 1-1 市立船橋高 柏]

 4日、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEAST第17節でともに千葉県勢の7位・柏レイソルU-18と4位・市立船橋高が対戦し、1-1で引き分けた。

 12月30日に開幕する全国高校サッカー選手権の優勝候補・市立船橋にとって、それを達成するためにいくつかクリアしなければならない明確な課題がある。この日は1-0のまま試合を締められなかったことはもちろん、2点目を取れなかったことが響いてリーグ最多7回目となるドローに(7勝7分3敗)。U-19日本代表CB杉岡大暉主将(3年、湘南内定)は「1点しか取れなかったことが問題なのかなと思います。優勝がなくなったというのもあって、より自分たちがどうやって点取ったらいいのかこだわりたかった選手と、4試合勝てていなかったのでしっかりゲーム運びやって勝ち切りたいという選手とのバランスも取れていなくて後手になってしまった」と表情を引き締め、朝岡隆蔵監督も「1点取ってから急に守備的になった。ゲームの流れを持っていかれた。あそこでどういうコーチングができたか、というと自分の課題ですね」と首を横に振っていた。

 立ち上がりからボールを支配し、主導権を握って攻めた市立船橋が柏を押し込む展開。背後への抜け出しが少なくノッキングしてしまうようなシーンも見られたが、その中でもチャンスをつくっていた。そして、市立船橋は前半半ば過ぎからその数を増やす。俊足FW福元友哉(2年)がDFラインの背後を突くことで相手の守備網を破ると同時にその距離感を広げ、32分には左SB杉山弾斗(2年)の突破から右SB野本幸太(3年)が右足でフィニッシュ。34分にはこの日U-19日本代表のアルゼンチン遠征中の原輝綺(3年)に代わってCBに入った真瀬拓海(3年)の縦パスで福元が右サイドを抜け出し、そのクロスにMF西羽拓(3年)とMF太田貴也(3年)が飛び込んだ。

 37分にも西羽のグラウンダーの縦パスから福元が右足シュートを打ち込むなど相手ゴールに迫るシーンを増やしたものの、この日、U-17日本代表中川創(2年)、城和隼颯(3年)、東山航大(3年)を中心とした5バックで臨んでいた柏ゴールを破ることができない。逆に柏はいい形で相手ボールを奪った際はショートカウンターを完結。FW昼間拓海(3年)の切り替え速い仕掛けや右の森大輝(2年)が長い距離を駆け上がるなど、間髪入れずに攻め込んでMF中村陸(3年)やMF加藤匠人(2年)がシュートへ持ち込んだ。また、落ち着いてゲームをコントロールする時間も増やしながら試合を進めた柏は前半を0-0で折り返す。

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