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専修大が復活の狼煙! 日本文理大とのシーソーゲーム制し、前回王者が待つ2回戦へ

ゲキサカ / 2016年12月8日 4時49分

専修大が日本文理大とのシーソーゲームを制した

[12.7 全日本大学選手権1回戦 専修大3-2日本文理大 味フィ西]

 第65回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)が7日に開幕した。味の素フィールド西が丘の第1試合では、専修大(プレーオフ)と日本文理大(九州2)が対戦。シーソーゲームとなったが、3-2で専修大が競り勝った。10日の2回戦では前回王者の関西学院大(関西2)と対戦する。

 専修大は、今季の関東大学サッカーリーグでは5度も降格圏に沈んだが、ラスト6試合を5勝1敗で切り抜けて7位フィニッシュ。新潟医療福祉大とのプレーオフを制し、2年ぶりのインカレ出場を決めた。序盤から身長186cmのFW柳育崇(4年=八千代高)が前線でターゲットとなり、中盤のMF三沢直人(3年=西武台高)とMF野田卓宏(4年=大津高)、MF岡本勇輝(1年=横浜FCユース)が巧みにボールを散らし、日本文理大にターゲットを絞らせない。

 さらに専修大は、来季J1に復帰する清水エスパルスへの加入が内定しているDF飯田貴敬(4年=野洲高)が、タイミングよくオーバーラップし、攻撃に厚みをもたらす。すると、前半23分、右サイドの飯田のドリブル突破からニアに柳が飛び込んだが、シュートはわずかにゴール右。それでも、同38分に先制のゴールネットを揺らす。左サイドからMF中山克広(2年=麻布大附高)がドリブルで切れ込み、PA内でラストパス。これを柳が落ち着いて右足で流し込み、スコアを動かした。

 対する、九州大学サッカーリーグ2位で13年ぶり3回目の出場を決めた日本文理大は、序盤は耐える時間が続いた。それでも、同リーグ得点王のFW児玉怜音(3年=尚志館高)が決定的なクロスを送り、DF村上聖稀(3年=熊本商高)が意表を突いたロングシュートを放つなど、専修大の守備を脅かす。すると、前半終了間際に立て続けに決定機を迎える。

 前半40分、MF吉田旭陽(4年=専修大玉名高)の縦パスを受けたFW中山佑樹(4年=筑紫台高)が反転で相手DFをかわし、PA中央から右足シュート。同42分にも、ロングボールを受けた児玉が右サイド深くまでえぐり、マイナスに折り返す。これをニアに飛び込んだ中山が左足アウトサイドで合わせる。ともにGK蔦颯(3年=前橋育英高)のファインセーブに阻まれたが、盛り上がる応援と共に日本文理大が同45分に同点に追いつく。中山からパスを受けたMF上山俊介(2年=神戸科学技術高)が、反転から左足でゴール右隅に流し込み、前半を1-1で終えた。

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