「悔しさしかない」「これからの糧に」MF針谷岳晃とMF松本泰志、昌平のJ内定コンビが語る選手権予選敗退、プロの舞台…
ゲキサカ / 2016年12月8日 21時4分
ジュビロ磐田内定のMF針谷岳晃とサンフレッチェ広島内定のMF松本泰志を擁する昌平高は、第95回全国高校サッカー選手権埼玉県予選準決勝で正智深谷高に0-1で敗れて全国大会出場を逃した。昌平は今夏の全国高校総体4強の強豪。全国大会に出場すれば、間違いなく注目されたであろう2人、昌平の選手権は終わってしまったが、それでも昌平は埼玉県リーグ1部最終戦(12月4日)で首位・武南高に4-2で勝ち、逆転優勝を飾った。これでプリンスリーグ関東参入戦(12月23日~)への出場権を獲得。高校サッカーからの引退が先延ばしになった。プロ内定コンビは今、何を考え、お互いをどう思っているのか。武南戦後に話を聞いてみた。
―今日は2人で点を取りましたね(2-1で迎えた後半17分に針谷のスルーパスから松本が決める)。
針谷:「泰志の動きが見えたので、1対1が得意なので、出せば崩せると思ったので出しました」
松本:「練習通りの形が出ました。感謝しています」
―お互いの存在についてどう感じている?
針谷:「泰志は入学時からずっと注目をされていたので、正直最初は悔しい気持ちがありましたが、今は本当に頼りになる選手です」
松本:「注目されるのが僕よりちょっと遅かったじゃないですか。なので、針谷の方に注目が集まったときは凄く悔しかったのですが、今では絶大な信頼が置ける存在ですね」
針谷:「2人でよく遊びに行ったりするし、凄く一緒にいて楽しいし、楽ですね」
松本:「楽ですね。いろんな話をするし、サッカーのこと、練習のことも話し合ったりしているので、凄く良いパートナーですね」
―2人の絆が3年間でかなり深まって来た分、最後の選手権は一緒にピッチに立ちたかったのではないでしょうか?
針谷:「(敗退は)素直に悔しかったです」
松本:「日本一が目標でしたし、チーム的にも、僕ら2人としても、そのためにずっとやってきたので、もう悔しさしかないです」
―埼玉県予選準決勝で正智深谷に0-1の敗戦。何が足りなかったのでしょうか?
針谷:「シュートの精度が足りなかったし、崩しももっと工夫が必要だった。セットプレーでやられたのも、もっとマークの確認など事前にやるべきことがあった。そういうところをおろそかにした結果だと思うので、これからの糧にして行きたいと思います。
松本:「自分のところで打開しないといけなかったですし、チーム的にもセットプレー1発でやられてしまって、凄く悔しい経験をしました。今後の成長に繋げて行きたいです」
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