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「山田を破ろうぜ」坂本監督の狙い的中、大阪体育大が法政大に3発完勝で8強入り

ゲキサカ / 2016年12月11日 23時17分

大阪体育大が法政大に勝利し、準々決勝進出を決めた

[12.9 全日本大学選手権(インカレ)2回戦 法政大0-3大阪体育大 町田]

 第65回全日本大学選手権(インカレ)の2回戦が10日に行われ、町田市立陸上競技場の第1試合では大阪体育大学(関西3)と法政大(関東5)が対戦し、4年連続19回目の出場となる大阪体育大が3ー0で勝利した。12日の準々決勝では明治大(総理大臣杯優勝校)と対戦する。

 9年ぶり28回目の出場となった法政大は、トップにFWディサロ燦シルヴァーノ(2年=三菱養和SCユース)を据えた3ー2ー4ー1の磐石の布陣で臨んだが、立ち上がりから劣勢を強いられる。来季FC東京入りが内定しているDF山田将之(4年=青森山田高)が相手のプレッシャーを受け、クリア処理が甘くなるなどミスが目立った。攻撃では左サイドからの崩しでチャンスをつくり、前半7分にはDF黒崎隼人(2年=栃木ユース)がドリブルで攻め上がって中央に折り返したが、味方には合わなかった。

 3年連続、関西学生リーグ最終節でインカレ出場に滑り込んだ大阪体育大。そのリーグ最終節の負傷から復帰した全日本大学選抜のDF菊池流帆(2年=青森山田高)ら最終ラインが法政大の攻撃を封じ、決定機をつくらせない。堅守から流れを引き寄せた大阪体育大は前半14分、右サイドでMF平田健人(2年=星稜高)がDFとの1対1から中央にクロスを送る。FW大田賢生(2年=星稜高)が空振りし、こぼれ球を後方のMF池上丈二(4年=青森山田高)がトラップから右足で叩き込み、先制点を奪った。           
                         
 さらに前半19分、大阪体育大は大田がFW鈴木歩(4年=鹿島ユース)に倒されてPKを獲得。キッカーを務めた池上が右足で落ち着いて沈め、2ー0にリードを広げた。早い時間帯に池上が2得点を挙げ、大阪体育大が試合を優勢に進める。殊勲のストライカーも「もっと難しい展開になると思っていた。1点目が早い段階で入って、2点目もPKを落ち着いて沈められた」と胸を張った。

 フィニッシュまで持ち込めない時間帯が続く法政大。前半唯一の決定機は同38分、DF武藤友樹(3年=八千代高)が右サイドでDF2人に囲まれながら粘って右CKを獲得すると、MF長倉颯(2年=横浜FMユース)からの浮き球のクロスに山田がヘディングで合わせたが、シュートはゴールマウスに入っていた池上にクリアされ、1点を返せないまま前半を折り返した。

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