鈴木徳真が先制ミドル!!中野PKに三笘がダメ押し弾、筑波大が阪南大に3発完勝!!8年ぶり決勝で日体大と激突
ゲキサカ / 2016年12月16日 10時41分
[12.15 全日本大学選手権準決勝 筑波大3-0阪南大 NACK]
冬の大学日本一決定戦である第65回全日本大学サッカー選手権大会の準決勝が15日に行われた。NACK5スタジアム大宮では筑波大(関東2)が阪南大(関西1)に3-0で勝利し、決勝へ駒を進めた。前半にMF鈴木徳真(2年=前橋育英高)のミドルシュートで先制し、後半にはエースFW中野誠也(3年=磐田U-18)がPKで追加点。ルーキーMF三笘薫(1年=川崎F U-18)のダメ押し弾もあり、3発奪っての完勝となった。8年ぶりの決勝では日本体育大(関東3)と戦う。
筑波大は準々決勝の関西大戦(2-1)から先発を一人変更。2回戦で先発していたMF長澤皓祐(2年=FC東京U-18)が2列目左は入った。対する阪南大は逆転勝利した順天堂大戦(3-2)から2人を変え、MF脇坂泰斗(3年=川崎F U-18)とFW草野侑己(2年=JFAアカデミー福島U18)がベンチスタート。MF岡部拓実(3年=正智深谷高)とFW外山凌(4年=前橋育英高)が先発した。
互いに際どいボールへ躊躇なく足を出すなど、闘志を示す好ゲーム。立ち上がりはFW山口一真(3年=山梨学院高)らが鋭く仕掛けていった阪南大が主導権を握る。前半14分には右サイドから仕掛けていったDF大本祐槻(4年=野洲高)が後方へボールを返す。受けたMF山崎康太(4年=東福岡高)がシュートを狙うもDFに阻まれた。
耐える時間の続いていた筑波大だが、前半15分には決定機。山崎のボールを奪取してのカウンター。長澤が左サイドを突破し、前へパス。抜けたFW中野誠也(3年=磐田U-18)がDFを引き付けながら折り返す。正面で受けたFW戸嶋祥郎(3年=市立浦和高)が絶好のチャンスを迎えるが、迷った末にシュートを打てずに緩く横パス。DFにクリアされた。
次々と選手が前へ顔を出しては相手を崩しにかかる阪南大に対し、筑波大はボールを奪ってからの素早い攻撃でチャンスメイク。すると前半20分に試合は動いた。左サイドから攻め込んだのは筑波大。後方からのボールを長澤がヒールで左サイド前へ送る。抜け出たMF吉田直矢(4年=川崎F U-18)からリターンを受けた長澤が正面へ流れてパス。戸嶋のはたいたボールを詰めた吉田が後方へ返すと、フリーのMF鈴木徳真(2年=前橋育英高)がPA手前から右足を一閃。ミドルシュートを突き刺し、先制に成功した。
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