1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[プレミアリーグ参入戦]「戦うという部分では、一年間で一番良いゲーム」をした新潟明訓が浜松開誠館撃破!!

ゲキサカ / 2016年12月17日 6時0分

[プレミアリーグ参入戦]「戦うという部分では、一年間で一番良いゲーム」をした新潟明訓が浜松開誠館撃破!!

[12.16 高円宮杯プレミアリーグ参入戦1回戦 新潟明訓高 1-0 浜松開誠館高 コカ広島ス]

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ参入戦は16日に1回戦を行い、新潟明訓高(北信越1、新潟)と浜松開誠館高(東海2、静岡)が対戦した。新潟明訓が後半15分に奪ったMF関口正大のゴールを守り切り、1-0で勝利。18日に行われる参入決定戦(対阪南大高)に駒を進めた。

 ともに選手権出場を逃し、今大会が3年生にとって最後のゲーム。はるばる広島まで応援団も駆けつけ、気合十分で挑んだゲームは拮抗した展開が続いた。前半はロングボールと球際の強さを全面に押し出した浜松開誠館のペースで試合が進む中、本来はポゼッションスタイルの新潟明訓も「相手の攻撃は破壊力が凄くて、バチバチ戦うチーム。選手たちには『今日は戦う日だよ』と声をかけて試合に挑んだ」(田中健二監督)と臨戦態勢で応戦。競り合いの対策として、急きょ抜擢した180cmのCB入山慶斗を中心に粘り強い守りで浜松開誠館の攻撃を跳ね返し続けた。

 そうした中、試合の鍵となったのは、前日夜に降った雨の影響でぬかるんだピッチ中央の状態だ。「切り替えの所でボールを奪われるとミサイルのような攻撃が飛んでくる」(田中監督)リスクを避けるために、新潟明訓は無理してパスを繋がず、後方からロングボールを展開。ボールがおさまるFW小竹直輝を起点に走力のあるMF関口正大や、突破力のあるMF榎並洸が相手の背後へ飛び出しチャンスを伺った。しかし、「見ている人は面白くなかったと思う」と田中監督が振り返ったように効果的にフィニッシュまで持ち込めず、前半のシュートは1本に終わった。

 ただ、「45分しのぎ切れば、相手を心理的に追い込めるのでは思って、割り切った」(田中監督)との言葉通り、0-0での折り返しは想定内。後半7分に、「ずっとレギュラーで使っていた」FW三富優介の投入を機に、これまでの1トップから、2トップへとシステムを変更し、攻撃のギアを一気に入れると、15分には策が実った。小竹のボールキープから左サイドへと抜け出した三富がゴール前にクロスを展開すると、「引いた展開を続けていたので、点を狙うならショートカウンターでサイドの選手がどれだけ中へ飛び込めるかだと思っていた。綺麗にボールが入ってきたので、しっかりミートさせることだけを考えていた」と反対サイドから飛び込んだ関口がダイレクトで合わせて、均衡を崩した。21分にも再び関口が攻撃を牽引。右サイドでボールを失ったものの、すぐさま奪い返し、中央へパスを入れると最後はMF神蔵翼がゴールを狙ったが、GKの正面に終わった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください