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流れ変えたピッチ上の采配、筑波大MF鈴木徳真「上手くはまった」

ゲキサカ / 2016年12月18日 20時2分

 筑波大の小井土正亮監督は鈴木徳と吉田のダブルボランチを「阿吽の呼吸というか、お互いに助け合うし、良さを引き出そうとやっている状況。彼らに“もっとこうしろ、ああしろ”とは、今シーズンを通して一度も言っていないくらいに、自分たちでやってくれる。手の掛からない選手たちでありがたい」と評する。自立した選手たちは、この日も自分たちの手で試合の流れを引き寄せた。

 前橋育英高3年時の2014年全国高校選手権で準優勝に泣いた鈴木徳にとっては、待望の戴冠。「嬉しいの一言。僕のサッカー人生で日本で1位というタイトルは一度もないので。この勝利は素直に嬉しいですし、スコアも8-0と離せたので、完封できたのはすごく嬉しかった」と笑顔をみせる。それでも再び日の丸を背負う日、そして世界を見据えるMFは満足しない。

「何をやれば、1位になれるかの基準ができました。そのなかで今後は他のチームも対策を考えて、僕へプレッシャーが来る形も変わると思う。これから先、自分が臨機応変にできるように。それ以上のパフォーマンスを出さないといけない。試合が終わって、ロッカールームで落ち着いてからは、これからまた楽しみが増えるんじゃないかと考えました」

 ファイナルを終えたばかりのMFは、早くもこれから先に待つ戦いへ思いを馳せた。この日本一は、ここから駆け上がっていく上での序章に過ぎない。

(取材・文 片岡涼)●第65回全日本大学選手権(インカレ)特集

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