1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

柴崎2発で逆転も鹿島は延長で力尽く…レアルがC・ロナウドのハットでクラブW杯制覇

ゲキサカ / 2016年12月19日 0時20分

レアル・マドリーが2年ぶり2度目のクラブW杯制覇を成し遂げた

[12.18 クラブW杯決勝 R・マドリー4-2(延長)鹿島 横浜]

 FIFAクラブワールドカップ2016の決勝が18日、横浜国際総合競技場で行われ、欧州代表のレアル・マドリー(スペイン)と開催国代表の鹿島アントラーズが対戦し、延長戦の末、レアルが4-2で激闘を制した。レアルは前半9分、FWカリム・ベンゼマのゴールで先制。鹿島も前半44分、後半7分とMF柴崎岳が立て続けにゴールを奪い、逆転に成功するが、レアルは後半15分にFWクリスティアーノ・ロナウドのPKで追いついた。延長前半8分に勝ち越しゴールを決めたC・ロナウドは同14分にハットトリック達成となるダメ押しゴール。レアルが2年ぶり2度目のクラブW杯制覇を成し遂げた。

 レアルは15日の準決勝クラブ・アメリカ戦(2-0)から先発一人を変更。DFナチョ・フェルナンデスに代わってDFセルヒオ・ラモスが先発し、DFラファエル・バランとセンターバックを組んだ。
 初出場でアジア勢初の決勝進出を果たした鹿島は14日の準決勝アトレティコ・ナシオナル戦(3-0)から先発2人を入れ替え、MF中村充孝、FW赤崎秀平がベンチスタート。中盤は2試合ぶり先発のMF永木亮太がMF小笠原満男とダブルボランチを組み、左サイドに柴崎が入った。前線ではFW金崎夢生が今大会初先発。FW土居聖真と2トップを組んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりの2分、中盤でMFカゼミーロに寄せた小笠原のチャージがファウルを取られるなど序盤から積極的にプレッシャーをかけ、球際で厳しく戦う鹿島だが、高い技術でプレスをいなすレアルが徐々にボールポゼッションを高めていく。

 迎えた前半9分、レアルはMFルーカス・バスケスが右サイドからクロスボールを入れると、DF植田直通にヘディングでクリアされるが、セカンドボールをMFルカ・モドリッチがPA手前から右足でミドルシュート。GK曽ヶ端準が前に弾いたボールをベンゼマが右足で押し込んだ。

 ベンゼマの2試合連続ゴールで先制したレアルだが、鹿島の守備陣も集中を切らさない。C・ロナウドの突破に対しても植田が冷静に対応し、カバーリングも徹底。前半27分、ベンゼマの左足ミドルは曽ヶ端の好セーブでしのぐなど、2点目を許さなかった。

 すると前半終了間際の44分、左サイドでボールを持った土居が鋭い切り返しから縦に仕掛け、左足でグラウンダーのクロス。柴崎のトラップは大きくなったが、バランの右足に当たってこぼれたボールに自ら素早く反応し、左足を振り抜いた。これがゴール右隅に吸い込まれ、値千金の同点弾。柴崎の今大会初ゴールで試合を振り出しに戻すと、後半7分にも再び背番号10の左足が炸裂した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください