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全日本大学選抜選考会、常連組が貫禄のゴール!チームの核は「12、13名」…残された枠を争う

ゲキサカ / 2016年12月26日 9時53分

インカレ得点王の筑波大FW中野は得点でアピール

[12.25 全日本大学選抜選考会2日目 流経大G]

 全日本大学選抜選考合宿の2日目が25日、流通経済大サッカー場で行われた。約1時間の練習の後には、20分間3本の紅白戦を実施。全日本大学選手権(インカレ)覇者で“大会得点王”の筑波大FW中野誠也(3年=磐田U-18)や流通経済大FWジャーメイン良(3年=流通経済大柏高)らが得点を挙げるなど、アピールしたほか、筑波大MF三笘薫(筑波大1年=川崎U-18)らルーキーたちの奮闘も光った。

 全日本大学選抜は、来年8月18日から29日にかけては“ユニバーシアード日本代表”として、台湾で行われるユニバーシアード競技大会を戦う。今回の選考会では35名が招集されたが、ここから21名へ選考されたのちに宮崎での強化合宿を経て、来年2月の地域選抜対抗戦・デンソーカップチャレンジ(デンチャレ)を戦う18名に絞られる予定。その先にはドイツ遠征(2月27日から3月9日予定)などを行い、メンバーを選考しながら世界大会へ備える。

 今回の選考会はMF名古新太郎(順天堂大2年=静岡学園高)とFW山口一真(阪南大3年=山梨学院)がともに体調不良で辞退。またU-19日本代表の守護神・小島亨介(早稲大2年=名古屋U18)は故障の影響で見学となった。

 これまでの選考会では主に実戦に近い紅白戦が主体だったが、今回の2日間では様々なトレーニングにも時間を割き、紅白戦も20分間3本という形式。宮崎純一監督は「今回は試合時間を短くして、トレーニングも入れたので、トレーニングのなかで見えてきたものや、そこから発展して見えてきたものなど。90分の試合のなかでという状況ではないですが、20分間3本という短いなかで見える選手の特徴や現段階での状況が見えたので良かったと思う」と振り返る。

 紅白戦では全日本大学選抜の常連組が存在感。中野が絶妙な動き出しでボールを呼び込み、自ら決めたほか、ジャーメインも負けじとゴール。そのほかにもDF小池裕太(流通経済大3年=新潟ユース)は強烈なミドルシュートを決めるなど、攻撃でも力を示した。MF手塚朋克(慶應義塾大3年=静岡学園高)も鋭い突破でチャンスをつくるなど、アピールした。

 また夏の台湾遠征に1年生で招集されていたのはMF旗手怜央(順天堂大1年=静岡学園高)だけだったが、今回はルーキーを全6名招集。旗手、三笘、GKオビ・パウエル・オビンナ(流通経済大1年=JFAアカデミー)、DF黒川圭介(関西大1年=大阪桐蔭高)、DF眞鍋旭輝(桐蔭横浜大1年=大津高)、FW岸晃司(専修大1年=川崎U-18)も堂々のプレーで存在感をみせた。

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