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夏冬連覇へ…市船のプロ内定3選手が語る“決戦前夜”の思い

ゲキサカ / 2016年12月29日 12時0分

 選手権本大会の組み合わせも非常にハードなものとなった。12月31日に行われる初戦の相手は、U-19日本代表FW岩崎悠人擁する京都橘高(京都)。そして勝ち上がった場合、2回戦で待ち受けるのは前橋育英高(群馬)と明徳義塾高(高知)の勝者と、いきなりタフな日程が続く。

 組み合わせについて杉岡は「出ているチームで弱いチームはないですし、その中でも京都橘、前橋育英、明徳と戦うのは確かに厳しいけど、そこを乗り越えれば(より上に)行けると思っているので、気負いはないです」と、むしろポジティブにとらえている。また10月のAFC U-19選手権で岩崎とチームメイトだった原は「岩崎君を筆頭に何人かうまい選手がいるので、カウンターだったりとか、そこはしっかりと、ゼロで抑えることが大事」と、無失点で切り抜けることを誓った。

 決戦となる選手権の舞台に合わせて、チームはユニフォームを新調した。左胸に刻まれる星はタイトル数を意味するが、今夏の高校総体優勝でその星の数が一つ増えた。“戦闘服”に袖を通した3人は口をそろえて「カッコいいデザインになりましたね」と嬉しそうな表情を見せていた。

 その市船のユニフォームを着て戦うのは、選手権が最後。来季からJリーガーとして、それぞれの所属クラブでチーム内競争に挑む。杉岡と高は学校でのクラスも同じということもあり、「キャプテンだけど、イジることもありますよ!」(高)と仲の良さを垣間見せるが、プロではそれぞれの道を歩むことになる。3人とも「今まで一緒にチームメイトとしてやってきたので、対戦するイメージはまだ沸かない」とマッチアップはまだ未来に向けての楽しみのようだ。それでも「また一番下からのスタートなので、積極的にチャレンジしたい」とも口にし、意欲と野心を持って未来を見据えている。

 自信を持ってプロ入りを果たすためにも、高校最後の大舞台での躍動は不可欠な要素となる。「優勝して、夏冬連覇を成し遂げたいです」。選手権での目標を聞くと、杉岡は間髪入れずにこう答えた。この思いは原、高、そして市立船橋高校サッカー部全員に共通する。日本一の称号を再び手に入れるための戦いへ、時は熟した。

★市立船橋のようなチームユニフォームオーダーはこちらから

(取材協力 ナイキジャパン)

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