1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

いまだ破られぬ高校サッカーの金字塔…1大会10ゴールの大迫勇也「早く自分の記録を抜いてほしい」

ゲキサカ / 2017年1月1日 9時10分

―『得点王は考えていなかった』ということですが、1大会の最多得点記録を塗り替えたことも意識していなかったんですか?
「まったく考えていなかったので、終わってから、『あ、そうだったんだ』という感じでしたね」

―1大会で10得点というのは今も塗り替えられていない記録です。
「たくさんの選手がいた中での記録なので、それは素直にうれしいです。でも、早く自分の記録を抜いてほしいなという思いもあります。すごい選手が出てくるのは日本サッカーにとっていいことですから、どんどん抜いていってほしいなと思っています」

―チームは決勝で広島皆実に敗れ、準優勝でした。
「あそこで満足できなかったから良かったのかなと。自分自身、もっとやらなきゃと思いましたし、その気持ちが出たというのは、今となってはすごく良いことだったのかなと思っています」

―1回戦から決勝まで6試合連続ゴール。1回戦から準々決勝までは毎試合、2点ずつ決めました。
「監督からはずっと『1試合2点取れ』と言われていました。“1点で満足するな”ということだったのだと思います。最後のほうはずっと『2点取れ』『2点取れ』と言われていたので、自分の中では“2点取ったら終わり”ぐらいの感覚でした(笑)」

―大迫選手にとって高校選手権はどんな大会でしたか?
「楽しかったですね。楽しくサッカーをできましたし、あっという間に終わってしまった大会でした。あのときはもうちょっと長くやりたかったなと思いましたね。一瞬だったなって」

―高校生にとって一番の目標ですよね。
「子供のころから正月はおじいちゃんとおばあちゃんの家に行って、鹿実(鹿児島実業)とかの試合を見て、育ってきました。そこで自分が試合をできるというのは素直にうれしかったですね」

―鹿児島城西は攻撃的なサッカーでしたが、練習も攻撃面が中心だったんですか?
「そうですね。あまり守備の練習はしなかったかもしれません。攻撃に重心を置けるのは、フォワードとしてはうれしかったですね」

―点を取るためにどんな練習をしていましたか?
「基本的にゴール前の1対1で勝てれば点は取れると思っているので、中学、高校と、ずっと監督やコーチと1対1をやっていましたね。大人と体をガツガツぶつけ合って、柔道のような、相撲のようなサッカーをしていました(笑)。でも、そのおかげで体の預け方や体の使い方を学ぶことができたと思っています。1対1で勝てば、シュートまでは持っていけますから。そういう考えは常にありましたね」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください