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[横山杯]「勝てる秘訣は仲間の仲の良さとか、団結力」実践学園が慶應義塾とのPK戦制して初優勝!!

ゲキサカ / 2016年12月29日 20時39分

横山杯初優勝を果たした実践学園高イレブン

[12.29 横山杯1st(トップ)FINAL GAME 実践学園高 0-0(PK4-3)慶應義塾高 神栖市若松運動場]

 来年度の躍進を狙う強豪校の1、2年生たちが「サッカータウン波崎」で力を磨く「横山杯 第17回全国ユース招待サッカー大会」の1st(トップ)Divisionは29日午後、神栖市若松運動場で「FINAL GAME」を行い、実践学園高(東京)と慶應義塾高(神奈川)が激突。0-0で突入したPK戦を4-3で制した実践学園が初優勝を飾った。

 東京屈指の強豪・実践学園と16年に全国高校総体初出場、初勝利を挙げている慶應義塾との“決勝戦”。決勝リーグ第1グループ3試合を全勝で勝ち上がってきた実践学園は3-5-2システムでGKが成田雄聖。3バックは右から斎藤彰人、尾前祥奈、三澤健太。右MFが石本耀介で左MFが 山内稔之。中盤中央を浦寛人、北条滉太、高須史弥が3人が構成し、2トップは前原龍磨 と武田義臣が努めた。

 一方、決勝リーグ第2グループ最終節で首位・武南高(埼玉)に勝利して2勝1分で逆転首位となった慶應義塾は4-4-2システム。GKが青木優斗で4バックは右SB酒井綜一郎、CB高田拓武、CB長谷川友己、左SB足助政紀。中盤は平田賢汰と山田維新のダブルボランチで右MF火丸颯、左MF田中秀磨、2トップは宮本大地と飯塚亮貴が努めた。

 ともにこの日午前の激闘を1-0で制してFINAL GAME進出を決めた両校。ともに今大会9試合目ということもあって疲労が蓄積している中でタイトルへの思いをぶつけ合った。まず決定機を作ったのは実践学園の方。前半5分、前原のスルーパスで武田が完全に抜け出す。だが、右足シュートはGK青木の正面を突いてしまう。さらに11分にはドリブルでDFを剥がした前原のクロスに武田が決定的な形で飛び込んだ。

 北条や高須の縦パスを1タッチではたきながら、前を向いた際にチャンスメークもしていた前原をポイントにボールを動かした実践学園のいい時間帯が続く。対する慶應義塾は15分に足を気にしていた足助に代えてDF三輪晃大を投入。その3分後に決定機を迎える。左中間で前を向いた宮本のスルーパスに田中が反応して右足シュートを放ったが、これはGK成田が足でストップ。慶應は22分にも右サイドからチャンスをつくったが、クロスを合わせることができない。前半終盤、実践学園が山内の左クロスから武田が決定的な左足シュートを放つもGK青木に阻まれ、慶應MF山田の右足ミドルは枠上へ外れた。

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