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[ニューバランスカップ]今冬、全国基準を学びながら成長遂げた札幌大谷が矢板中央に撃ち勝つ

ゲキサカ / 2017年1月7日 7時39分

 札幌大谷は越中屋が相手のクロスをタイミングの良い飛び出しからパンチし、CB糸納達哉(2年)やCB小山敦史(2年)がゴール前で高さを発揮。両校身体を張ったシーンが続く中、札幌大谷は奪ったボールを素早く叩いて逆に相手のファウルを誘発するなど巧さが光った。そして途中出場で左足キックを魅せていたMF小野大成(1年)が勝利を決定づける。後半34分、右CKから小野が直接狙った左足シュートがGKの頭上を射抜いて逆サイドのゴールネットへ。相手の反撃に耐え、逆に突き放した札幌大谷が4-2で勝った。

 札幌大谷は全国48の強豪校たちの戦いを勝ち抜いてファイナリストに。今回の関東遠征で強豪校と戦ったほか、選手権を見て選手たちは“全国基準”を学んできた。15年度北海道2冠、昨年度も総体予選を制すなど北海道を代表する存在になってきた札幌大谷が北海道を突き抜け、さらに全国上位に食い込むために必要だった“全国基準”を知ること。丸谷ヘッドコーチは「全国にも何度か出させてもらって我々指導者も目で見て、肌で感じてきている。どれだけ選手に落とし込みながらその基準を持っていってチーム全体で色々な部分において全国基準、全国トップにどう持っていけるか。こういうところが足りないんだなと選手も感じられましたし、僕らも外から見て感じられた。持ち帰ってシーズン始まるまでやっていきたい」。

 そして越中屋は「全国を代表するチームに勝てなかったら、インターハイも、選手権も全国出たとしても勝ち上がれない」。北海道の強豪から全国区の強豪へ。09年の創部から着実に階段を登ってきた札幌大谷はこの冬学んだ“全国基準”に達するように努力し、まず北海道でそれを表現する。

(取材・文 吉田太郎)

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