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2冠達成!高橋5戦連発の青森山田が悲願の初優勝!!

ゲキサカ / 2017年1月25日 20時16分

青森山田高が22回目の挑戦で初優勝を果たした

[1.9 全国高校選手権決勝 青森山田高5-0前橋育英高 埼玉]

 青森山田が2冠達成!! 第95回全国高校サッカー選手権は9日、埼玉スタジアムで決勝戦を行い、ともに初優勝を狙う青森山田高(青森)と前橋育英高(群馬)が激突。青森山田がU-19日本代表MF高橋壱晟(3年、千葉内定)の5戦連発となる先制ゴールとMF嵯峨理久(3年)の追加点、FW鳴海彰人(3年)の2ゴール、交代出場のFW佐々木快(3年)のダメ押しゴールによって5-0で勝ち、初の日本一に輝いた。今季プレミアリーグチャンピオンシップを制している青森山田は2冠達成。青森県勢にとっても初、史上最北の選手権王者となった。

ともに東北、関東を代表する強豪校だが、意外にも選手権では初の対戦となった両校。09年度以来の決勝進出となる青森山田は4-5-1システムでGKはU-19日本代表の廣末陸(3年、FC東京内定)で4バックは右SB小山新(3年)、CB橋本恭輔(3年)、CB小山内慎一郎(2年)、左SB三国スティビアエブス(3年)。中盤はアンカーの位置に主将の住永翔(3年)、2シャドーが郷家友太(2年)と今大会4戦連発中のU-19日本代表MF高橋壱晟(3年、千葉内定)。右MFが嵯峨理久(3年)、左MFが住川鳳章(3年)、1トップは全国高校総体得点王のFW鳴海彰人(3年)が努めた。先発11人はここまでの4試合と全て同じ。高橋と鳴海がともに4得点で得点ランキング首位に立っていた。

 一方、14年度以来となる決勝進出の前橋育英は準決勝までの5試合無失点。風邪で準決勝を欠場した右後藤田亘輝(2年)、そして右MF 田部井悠(2年)がともに2試合ぶりに先発復帰した。システムは4-4-2でGK月田啓(3年)、右SB後藤田、CB 松田陸 (2年)、CB 角田涼太朗(2年)、左SB 渡邊泰基(2年)。中盤は長澤昂輝(3年)と大塚諒主将(3年)のダブルボランチで右MF 田部井悠、左MFが準決勝で決勝点の高沢颯(3年)。前線は飯島陸(2年)と人見大地(3年)が2トップを組んだ。

 青森山田のキックオフから廣末が前線へ入れようとしたキックを前橋育英FW人見がいきなりチャージ。観衆をどよめかせた前橋育英が序盤攻勢に出た。ショートコンビネーションで青森山田のDFを外して敵陣で前向きの選手を作り出し、クロスまで持ち込んだ。

 5分には右CKから中央の人見がヘディングシュート。ゴールライン手前にいた青森山田DF小山内に頭でクリアされたものの、直後にも相手のクリアを拾ってクロス、シュートを放つ。16分には人見がDFラインのギャップを突くスルーパス。上手くDFと入れ替わった高沢が抜け出して決定機を迎えたが、右足シュートは青森山田GK廣末が足でストップする。

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