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見つめる先にはA代表、そしてアーセナル…FW浅野拓磨「チームでの結果が全てにつながる」

ゲキサカ / 2017年1月25日 11時45分

――ドイツの選手と日々対峙することで、プレー面での変化もあるのでは?

「ドイツに行ったばかりの頃は、僕がボールを持ったときの相手の寄せの早さを感じました。日本ではスピードがある選手に対して、簡単には飛び込んでこないで、まずは相手を見て対応してきますが、ドイツではまずボールにガッツリ来ます。最初はボールを持ってから考える時間が長かったので、1対1になっても自分のテンポでなかなか仕掛けられなかったし、相手との駆け引きで負けていることが多かった。でも試合を重ねるごとに相手の間合いや、プレッシャーを掛けてくるスピードを見極められるようになってきて、スピードを活かせる場面も増えてきています」

――逆に浅野選手の分析も進んできていると思いますが。

「日本でプレーしていたときのように距離を置くとか、明らかな対応の変化はまだ感じません。日本だと1対1に持っていく時間もなかったし、2人目がすぐにカバーにくることもありましたが、ドイツでは個人でガツンと来るので、そこの駆け引きを制することができれば、一瞬のスピードで相手をはがすことができると思っています」

――ボールを受けた際の第一選択肢は、当然ゴールに向かうこと。

「まずは第一にゴールを考えるし、チームからもゴールを求められていると思いますが、そこだけではないと(ハネス・ヴォルフ)監督に言われています。シュツットガルトではサイドでプレーしているし、アシストやゴールに結び付けるプレーをもっと増やしていかないといけない。もちろん、ゴールへの貪欲さは変わっていませんが、そういうことを意識することで、プレーの幅は広がりつつあるのかなと感じています」

――新スパイクとなる「ハイパーヴェノムⅢ」の印象はいかがでしょう?

「ヴェノムを履くのは初めてですが、僕みたいなプレースタイルの選手は、特にスパイクの軽さにこだわるというのが正直なところあります。少しでも相手と差をつけるために、スパイクの重量は少なからず影響を与えると感じていますが、ヴェノムはすごく軽いので僕のスピードもより活きると思います。あと僕は結構、見た目も重視するんですよ。見た目の良いスパイクを履いていると、モチベーションが上がるし、良いイメージが湧いて、プレーにプラスに働くと感じています。新しいヴェノムは目立つ色で僕好みなので、早くこのスパイクを履いてピッチに立ちたいですね」

――17年はどのような1年にしたいですか。

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