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“30歳で辞めると思っていた”…FC東京FW大久保嘉人の決意「俺のゴールでタイトルを」

ゲキサカ / 2017年2月1日 11時52分

FC東京に加入したFW大久保嘉人

 在籍した4年間で3度の得点王に輝いた川崎フロンターレを離れ、FC東京への移籍を決断したFW大久保嘉人。J1通算最多得点となる171ゴールを記録する34歳の点取り屋が、新天地を求めた理由からゴールへのこだわり、そして新シーズンに懸ける思いを語った。

俺は刺激がないとダメ
ゼロから頑張ろうと思った

――川崎Fを離れ、FC東京への移籍を決断した理由を教えて下さい。

「2年前にもFC東京からオファーをもらいましたが、その時は断っていました。ただ、34歳になった俺にもう一度オファーを出してくれて、チームの熱意を感じたし、俺自身もう一回チャレンジしたい気持ちが湧いてきた。川崎にいれば今までどおりのプレーができたかもしれないけど、それでは俺らしくないかなと。せっかくオファーがきたし、違うチームで今までとは違う刺激をもらい、またゼロから頑張ろうと思った」

――川崎Fは風間八宏監督(現名古屋)が退任し、監督が代わるタイミングで新たな刺激もあったと思います。

「それでも、自分がチームを変えることで受ける刺激の方が大きいし、また違ったパワーを出せる。俺は、刺激がないとダメなんですよ」

――国内移籍だけでなく、海外移籍の経験もあります。移籍に対する不安と楽しみでは、どちらの方が大きいものですか。

「移籍の経験はあるけど不安はあるし、不安がないとダメだと思う。試合に入るときも同じで、不安がないと体が動かないこともある。ゴールも次の試合で取れるのか、取れないのかを考えるし、取れなければ『このまま点を取れないんじゃないか』と思うくらい、意外に考え込むタイプですからね。だから移籍にも不安な気持ちはあるけど、やっぱり、またゼロからという楽しみの方が大きいかな」

――外から見ていたFC東京のイメージは?
「サッカーの相性もあるけど、川崎にいるときは個人的にプレーしやすかったし、もっと激しく来たら嫌なのになと感じることもあった。FC東京は少し大人しいイメージがあるので、自分が入るからにはそういうところからチームを変えていきたいと思っている。自分は練習が終わったらすぐに帰っちゃうから(笑)、練習中に感じたことがあれば、『こうした方がいいんじゃない?』『こういうやり方はどう?』とかチームがうまく回るようなことは言いたい。それで何も変わらないんじゃ、俺が移籍してきた意味はないですからね」

――ピッチ上以外のことも求められていると。
「34歳だし、いろいろ経験してきたからね。そこは伝えていかないといけないかなと思っています」

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