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“30歳で辞めると思っていた”…FC東京FW大久保嘉人の決意「俺のゴールでタイトルを」

ゲキサカ / 2017年2月1日 11時52分

ゴールを奪う秘訣は
練習と自信

――J1最多となる通算171得点を挙げていますが、ゴールの秘訣は?
「練習ですよ。壁に向かって打つでもいいし、シュート練習は毎日のようにやっていたから、それは大事だと思う。あと、自信も大きいかな。昔はミドルシュートを打つ機会はそれほどなくて、年に1回入るか入らないかくらいだったけど、練習をして自信をつけて試合に臨んでいるから、ミドルも打つし、入ることも多くなったし、『俺にボールをくれ』『俺が決めてやる』と思ってプレーできる。ちゃんと練習をしていないと、『ここではボールをほしくないな』と思うこともありますからね」

――通算200ゴールまで、あと29です。
「200まで伸ばしたいですよね。ここまで来たら絶対に目指したいですよ。やっぱり、俺はゴールを決めないといけないから」

――34歳を迎えましたが、まだまだ成長を感じますか。
「『まだまだ伸びるぞ』という手応えがあるし、『もっとやれるんじゃないかな』と思っています。『やれないな』と思ったら、この年齢で移籍を決断するのは難しいけど、『やれる』と思ったからこそ移籍してきました」

――01年に国見高からC大阪に加入した頃、この年齢までプレーし、ここまでの結果を残していると想像していましたか。
「全然(笑)。30歳でサッカーを辞めていると思っていたし、実際に30歳で辞めると言っていました。プロサッカー選手になった時は、『30代の選手って、すごいおじさんなんだろうな』って思っていたから(笑)、俺も辞めると思っていましたよ」

――実際に30歳を超えていかがですか。
「体力面でもプレー面でも全然変わらなかったから、もうちょっとやりたいなと。この年齢までプレーできているのは、大きなケガがなかったのも大きいし、サッカーがうまくなりたいという気持ちをずっと持ち続けているからかな。今は40歳までやりたいなと思っています」

――サッカーを続けているモチベーションは?
「『やれる』と思ってやっているし、点を取りたいということ。それと、タイトルを獲りたいですね。サッカーを辞めるまでに一つは獲りたい。FC東京もリーグ戦のタイトルは獲っていないので、それを成し遂げるためにも自分がゴールを決め続けたい。あと、子供に自分がサッカーをやっていたことを覚えていてほしいので、それまでは続けたいですね」

――ゴールを取り続けるためにスパイクに求めることを教えてください。
「履いたときのフィット感や軽さ、あとはポイントがどれくらい芝生を噛むかというところです。一瞬で相手選手を振り切れるか、振り切れないかが重要なので、芝を噛んでくれるかはすごく重要ですね」

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