病気明けハーフナー投入も実らず…ADOデンハーグ、4連敗で降格圏内転落の危機
ゲキサカ / 2017年2月4日 8時21分
[2.3 エールディビジ第21節 ADOデンハーグ0-2フィテッセ]
エールディビジは3日、第21節1日目を行い、FWハーフナー・マイクの所属する15位ADOデンハーグはホームで7位フィテッセと対戦。0-2で敗れ、4連敗を喫した。ウイルス感染症による顎と耳の痛みで戦列を離れていたハーフナーは、昨年12月4日の第15節ユトレヒト戦(0-2)以来のメンバー入りを果たし、後半25分から途中出場している。
リーグ中断明けから黒星が3つ続き、勝ち点17で残留圏内ギリギリの15位に位置するADOデンハーグ。5日に試合を控える昇降格プレーオフ圏内16位のズウォレ(勝ち点17)、17位のローダ(勝ち点16)との差を広げておきたかったが、先制したのはアウェーのフィテッセだった。
前半29分、PA手前右のFWリッキー・ファン・ウォルフスウィンケルが右サイドからのパスをワンタッチで落とすと、フリーのFWアドナン・ティガドゥイニがカットインから左足を一閃。低弾道のミドルシュートがゴール左隅に吸い込まれ、フィテッセが均衡を破った。
フィテッセは直後の前半31分にもスコアを動かす。自陣センターサークル付近でボールを受けたMFミロト・ラシカがドリブルで中盤の守備をかい潜り、無防備となった相手最終ラインを前に絶妙なスルーパス。PA内右に完全フリーで抜け出したDFケルビン・レールダムが飛び出した相手GKをいなすようにダイレクトで中央へ送り、このプレゼントパスをファン・ウォルフスウィンケルが無人のゴールへ右足で流し込んだ。
前半に2点のビハインドを負ったADOデンハーグは後半の序盤から2枚の交代カードを切り、反撃に出る。さらに後半25分には、復帰から間もないハーフナーを最前線に投入。リーグ戦6試合ぶりの出場となったエースの一発に賭けたが、最後までゴールが遠く、0-2のままタイムアップを迎えた。
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