新10番白崎のアシストで鄭大世が決勝点、J1復帰の清水が柏を下す
ゲキサカ / 2017年2月4日 23時38分
2年ぶりにJ1に復帰した清水エスパルスは4日、鹿児島県指宿市の指宿いわさきホテル第1グラウンドで柏レイソルと練習試合(40分4本)を行い、3-1で勝った。現時点での主力組と見られるメンバーが出場した1、2本目は、今季から10番を背負うMF白崎凌兵のアシストでFW鄭大世が決勝点。1-0で勝利した。
清水は仙台から加入したGK六反勇治がゴールを守り、4バックは右からMF六平光成、DF犬飼智也、DF角田誠、DF松原后でスタート。中盤はMF枝村匠馬とMF竹内涼のダブルボランチで、右に新戦力のMF野津田岳人、左に白崎が入り、鄭大世とFW金子翔太が縦関係の2トップを組んだ。
一方の柏はFWディエゴ・オリヴェイラと新戦力のFWハモン・ロペスが2トップを組み、2列目の左にFWクリスティアーノ、右にMF武富孝介が入った。MF小林祐介とMF大谷秀和がダブルボランチを組み、4バックは右からDF今井智基、DF中谷進之介、DF中山雄太、DF輪湖直樹。GK中村航輔がゴールを守った。
立ち上がりは柏のペースで試合が進み、1本目の5分にはクリスティアーノの右CKからこぼれ球を輪湖が右足ボレーで狙ったが、クロスバーの上へ。同17分には縦パスを受けたディエゴ・オリヴェイラがGKと1対1の決定機を迎えたが、六反が至近距離でセーブ。その1分後にもディエゴ・オリヴェイラのスルーパスに反応したハモン・ロペスのシュートを六反が弾き出した。
六反の連続セーブでピンチをしのいだ清水は徐々に落ち着きを見せ始め、左サイドの白崎、竹内、松原のコンビネーションでチャンスをつくり出す。柏は1本目26分、クリスティアーノのFKに合わせた中山のヘディングシュートが右ポストを直撃。清水は同31分に左後方から枝村がゴール前に放り込むと、PA内で鄭大世が倒され、PKを獲得した。
ところが、鄭大世が自らゴール左を狙ったキックは中村が横っ飛びでビッグセーブ。両GKが好セーブを連発すると、清水は1本目39分、白崎の左クロスに鄭大世が頭で合わせるもゴール上へ。同40分にも鄭大世が落としたボールを野津田が右足で狙ったが、枠を捉え切れず、1本目は0-0で終了した。
清水は2本目の開始から金子、枝村を下げ、FW北川航也、DF鎌田翔雅を投入。鎌田は右サイドバックに入り、六平がボランチにポジションを上げた。2本目の最初のチャンスも柏がつくり、7分に最終ラインの中山からグラウンダーのロングスルーパスがクリスティアーノに通ったが、またしても六反がセーブ。すると11分、清水は白崎が松原とのパス交換からPA内左に切れ込み、深くえぐってマイナスに折り返したボールを鄭大世が左足でゴール右隅に流し込んだ。
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