「あの悔しさは今も自分の中に」清水MF野津田、新天地での“再起”誓う
ゲキサカ / 2017年2月4日 22時39分
[2.4 練習試合 柏0-1清水 指宿]
その左足がチームの新たな武器となるか。清水エスパルスは主力組で臨んだ1、2本目の80分で柏に1-0で勝利。昨季から所属する選手がスタメンの大半を占める中、フィールド選手では唯一、広島から期限付き移籍で加入したMF野津田岳人が新戦力として先発した。
「攻撃で左利きの選手がいないし、そこでアクセントを加えたり、リズムを変えたりして、チャンスに絡んでいければと思っている」。ポジションは2列目の右サイドハーフ。中にカットインしてからの左足のパスやシュートは武器の一つで、左のMF白崎凌兵とともに、両サイドハーフが中に絞ってサイドバックの攻撃参加を促すコンビネーションもチームの形になっている。
セットプレーのキッカーとしてもチャンスを演出し、1本目の40分にはFW鄭大世のマイナスのパスに合わせる決定機もあったが、利き足とは反対の右足から放ったシュートは枠を捉えられず。ゴールでアピールとはならなかった。
広島の下部組織から13年にトップチーム昇格を果たし、昨季は新潟に期限付き移籍したが、18試合2得点と、納得いく結果は残せなかった。昨夏のリオデジャネイロ五輪メンバーからも落選。「あの悔しさは今も自分の中にある」と話すレフティーが新天地に選んだのが清水だった。
「残るはフル代表しかないし、そのためにも自分がこのチームを勝たせるぐらいの活躍をしないといけない」。そう“再起”を誓う野津田は「力を付けて、こつこつ上がっていくしかない。まずはチームに貢献すること。そのために自分の良さを出していきたい」と意気込んだ。
(取材・文 西山紘平)
●2016シーズンJリーグ全クラブ練習試合
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