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[新人戦]勝つために攻め抜く。土壇場に追いついた神村学園が大津とのPK戦制して九州決勝進出!

ゲキサカ / 2017年2月13日 7時18分

PK戦で好守を見せたGK冨吉優斗中心に決勝進出を喜ぶ神村学園高イレブン

[2.12 九州新人大会準決勝 神村学園高 1-1(PK4-2)大津高 佐賀県総合運動場陸上競技場]
 
 12日午後、平成28年度 第38回九州高等学校(U-17)サッカー大会準決勝が行われ、神村学園高(鹿児島1)が1-1で突入したPK戦の末、4-2で大津高(熊本2)に勝利。5年ぶりの決勝進出を果たした。

 攻めて、攻めて、攻め切る。その決意で戦う神村学園が試合終了間際のゴールで同点に追いつき、PK戦で大津の攻め合いを制した。1年生10人が先発したプレミアリーグ勢・大津との一戦。立ち上がり2分にいきなり決定機を作られたものの、主導権を握って攻めていたのは神村学園の方だった。

 準々決勝でハットトリックを記録した注目エースFW高橋大悟主将(2年)が大津の先発で唯一の2年生、MF秋永柊斗に徹底マークされたが、その中でも危険な存在であり続けた高橋や成長株のMF田畑拓武(2年)を中心に試合をコントロール。そして再三クロスまで持ち込んで先制点を狙う。

 ただし、クロスまでは難なく持ち込めていたものの、有村圭一郎監督が「タイミングとか、どこで決めるとかいうプランが乏しかったですね」と首を振ったように、攻めながらもCB毛利友哉(1年)を中心に守る大津にほぼゴール前を制圧されて得点することができない。

 大津はなかなか攻め切ることができず、セカンドボールも支配されていたが、前半終盤から徐々に攻撃面の良さを表現していく。正確なパスを繋ぎ、個々の突破力も活かして攻め返すと、34分にはFW大崎舜(1年)の落としからMF松原亘紀(1年)が左足シュート。後半立ち上がりにも松原が左足ミドルを枠へ飛ばした。そして10分、右サイドから交代出場のMF吉瀬大貴(1年)とMF坂口斗麻(2年)が絡んで左中間まで運ぶと、巧みなボールコントロールでDFを外した交代出場MF渡口光彦(1年)が鮮やかな左足ミドルを叩き込んで先制点を奪った。

 神村学園は直後に田畑の突破から高橋が決定機を迎えたが、左足シュートは枠右へ。ともにこの日2試合目で体力的に厳しい試合となる中、後半は大津が渡口が再三右サイドを突破したり、左SB大場秀斗(1年)が決定的な右足シュートを放つなど攻めて、チャンスの数を大きく増やし、2点目を狙っていく。
 
 それでも諦めずに攻め続けた神村学園は32分に中央からの攻撃で同点に追いつく。中盤中央でパスを受けた田畑がスペースを突いたドリブルからスルーパス。これをFW大山尚一(2年)が右足で決めて同点に追いついた。

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