昨季2冠王者の鹿島が浦和を返り討ち!!7年ぶり6度目のゼロックス杯制覇
ゲキサカ / 2017年2月18日 18時33分
[2.18 富士ゼロックススーパー杯 鹿島3-2浦和 日産ス]
2017シーズンの幕開けを告げる富士ゼロックススーパー杯が18日、日産スタジアムで開催され、昨季のJ1王者で天皇杯との2冠を達成した鹿島アントラーズとJ1年間2位の浦和レッズが対戦した。昨季のチャンピオンシップ決勝の再現となった一戦は鹿島が3-2で競り勝ち、リベンジを狙った浦和を返り討ち。7年ぶり6度目の富士ゼロックススーパー杯制覇を飾った。
鹿島はFWペドロ・ジュニオール、MFレオ・シルバ、DF三竿雄斗、GKクォン・スンテの新戦力4選手が先発した。浦和も今季、湘南から完全移籍で加入したMF菊池大介が左ウイングバックで先発。一方、MF柏木陽介がケガで欠場したほか、21日に敵地で行われるACL第1節ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦を見据え、DF槙野智章がメンバー外、FW興梠慎三、MF関根貴大らもベンチスタートとなった。[スタメン&布陣はコチラ]
最初のチャンスは浦和。前半13分、右サイドからMF駒井善成がドリブルで切れ込み、PA内にこぼれたボールをFWズラタンが落とすと、攻撃参加してきたMF青木拓矢が左足を振り抜いたが、枠を捉えられなかった。
一方の鹿島は前半21分に決定機を迎える。中盤で青木のパスミスを奪ってカウンターを仕掛けると、レオ・シルバがドリブルで持ち上がり、最後はFW金崎夢生が右足で狙い澄ましたミドルシュート。GK西川周作が左手で弾いたボールは右ポストを叩き、惜しくも先制点とはならなかった。
徐々に流れを引き寄せる鹿島は前半28分にもMF土居聖真の浮き球のパスから金崎が左サイドを抜け出す。クロスは中央のペドロには合わなかったが、逆サイドから走り込んだMF遠藤康が右足でシュート。しかし、ここも西川が右足で止めるビッグセーブを見せた。
西川の牙城をなかなか崩せずにいた鹿島だが、前半39分、中央やや右寄りの位置でFKを獲得すると、遠藤が左足でゴール右隅に流し込む直接FKを決め、先制点。壁の上を越えてきた鮮やかなFKに、さすがの西川も一歩も動けなかった。
直後の前半40分にも土居のシュートがクロスバーを直撃するなど猛攻を見せる鹿島は同43分、カウンターから土居のノールックパスに反応した金崎がPA内左から右足でシュート。右ポストを叩いた跳ね返りを遠藤が右足で押し込み、2-0とリードを広げて前半を折り返した。
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