テネリフェ指揮官、柴崎への信頼揺るがず「信じて待っている」

早期復帰を目指しているMF柴崎岳(テネリフェの公式インスタグラムより)

　復帰が遅れるテネリフェのMF柴崎岳について、ホセ・ルイス・マルティ監督が変わらぬ信頼を示した。スペイン『マルカ』が伝えている。

　不安障害の治療などにより、19日にバルセロナへ向かっていた柴崎。その後、22日にテネリフェへと戻り、最短で同日に練習復帰することが報じられていた。しかし同紙によると、マルティ監督は柴崎の復帰を急いではないようだ。

「選手の適応には時間を必要とするものだ。我々は彼が興味深い選手だと信じているが、チームに良いものをもたらすためには、100%のコンディションに戻るまで忍耐を持たなければならない」

　柴崎の能力に期待しつつも、復帰を焦らせないと話したマルティ監督は「我々は人間であり、新しい環境に体がどう反応するかなんて分からない。我々は彼を毎日サポートする必要があるだろう」と、今後も変わらずに支えていくことを約束した。

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