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ナイキが3月20日にフィニッシャー限定プログラムを実施…鵬翔FW宇津元と京都橘FW梅津が先行体験、“ドラゴン”久保から直接指導も

ゲキサカ / 2017年3月9日 19時17分

 次に行われた2対1、3対2では、数的優位の状況でいかに素早く点を取ることができるかを意識。また、疲弊した状態で冷静な判断と正確なシュートを打つ技術も求められた。これには梅津も「練習がハードで正直疲れた」と語っていたが、視野を広く保ち、味方をいかしながらゴールへと結びつけていたのが印象的だった。宇津元も数的優位をいかして強引な突破を試み、ゴールへの意識を高く持ってトレーニングをこなしていた。

 ゲーム形式のクロストレーニングでは、両サイドに2人のフリーマンを配置し、上がってきたクロスに対して、タイミングよくエリアに進入することを目的に実施。さらにシュートを放ったあとは、素早く攻守を入れ替え、切り替えの早さも要求された。最後に行われたフリーマンなしの4対4では、久保コーチが直接2人に体を使って指導する場面もみられ、指導を受けた2人はすぐさま指摘された点を修正してみせ、ポテンシャルの高さを示していた。

 トレーニング後には、この日行ったトレーニングで浮かび上がった課題に対し、改善方法などをレクチャー。久保コーチは宇津元に対して、相手を背負ったときの対応、トラップ後の動き出しについて指摘。「高2であれだけシュート能力があるのがすごい。あとはそれをどこで使うか。受けるまでの流れと受けてからの流れがうまく合わされば、得点する機会が増えると思う」と説明し、マンツーマンで体で相手の抑え方、腕の使い方などを直接指導した。

 また、梅津に対しては、「体ができていない。瞬間的な動き出しが遅い」として、足の指の強化をすすめた。これにより、スピードが速くなるだけでなく、体幹も鍛えられて足腰が強くなることが期待されるが、久保コーチは自身もやっていたというなわとびや、靴下を脱いで裸足になって、足の指だけで前進する練習方法をやって見せていた。「彼はプレッシャーがないところでやっていたらテクニックがあってうまいと思う。そのうまさを引き出すために、今から意識し始めても遅くない」と意識の変化を促した。

 久保コーチの指導に耳を傾け、真剣に言われたことを実践していた2人。宇津元から「練習の中で一番心掛けていることは何か」との質問を受けた久保コーチは、「ボールを持ったとき、走って呼び込んで、自分のボールになったときにイメージで2つ浮かぶことが多かった。最初に浮かんだことをやり抜く。試合では失敗もあったけど、迷いなくプレーすることができるようになった」とフィニッシャーとして心掛けていたことを伝えた。最後に久保コーチは「絶対に上に行くんだというのをもっと表に出してやってほしい」とエールを送った。

 今回は久保コーチを招いて行われたが、第2回では、今季から名古屋グランパスを指揮する風間八宏監督をゲスト講師に招いて、今度は指導者という立場から彼ら2人に指導していただく。また、第3回では現役Jリーガーのフィニッシャーが各校を訪問する予定となっている。このようにプロ選手やコーチから実際に指導受けることができる機会は滅多にあるものではない。チームのため、日本サッカーの未来を背負っていくフィニッシャーに成長するためにも、『NIKE ACADEMY TOKYO』に参加し、世界レベルの指導から技術向上のヒントを学び取ろう。

(取材・文 清水祐一)3月20日「NIKE ACADEMY TOKYO」に参加したいプレイヤーはいますぐチェック
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