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「LETHAL FINISHER」風間監督から学んだ“頭の技術”と工夫、そしてこだわり

ゲキサカ / 2017年3月7日 21時0分

 風間監督から直接「いつ動くかを厳密に覚えること」「動きながらちゃんと自分のところにコントロールできるか」についてこだわることをアドバイスされた梅津。元々ボールコントロールの部分を特長としていただけに梅津は「今まであんま指摘されへんかった。こういう部分を教えてもらえて良かったです」と自分の技術がまだまだだったことに気づけたことを喜び、今後は「動き出しとトラップの質」を特に意識していくことを誓っていた。

 一方、宇津元は風間監督からシュートのインパクトを褒められた一方、身体の動かし方や無駄なステップの多さを改善し、シュート本数を増やすことをアドバイスされていた。宇津元は「大雑把に考えていて、FWとして細かいところまでは考えていなかった。今日の練習で細かいところまで教えてもらったので良かった。短い空間の中でも1フェイク入れるだけでゴールまで行けるというのはFWとして大事なことだと思いますし、練習で気付けることは本当に大きいと思います」。今後は細かい部分にこだわって、シュート、ゴール数を増やす意気込みだ。

 この日、普段以上に細かい部分にこだわり、改善した彼らは笑顔でトレーニングを終えた。ただし、彼らがチームに戻り、風間監督と同じ目線で自分自身をレベルアップさせていくことは簡単なことではなく、風間監督もそのレベルを求めるつもりはない。「『オレ技術足りないな』と思えば、止める蹴るをやっても良いわけで、自分で工夫すればいい。それで、ボールがしっかり止まるようになったとか、しっかり蹴れるようになれば今日の練習は無駄じゃない」。

 突き抜けるためにはフィニッシャーとしての能力もスキルも必要かもしれない。だが、今重要なことは自分に何が必要か考え、工夫して、こだわって向上させること。風間監督は高校生たちへ向けて「全てはどこまでこだわれるかが重要。こだわる分だけ上手くなるし、こだわるイコールやるっていうことだから。頭でっかちになる子達もいるかもしれない。でも質は量からしか生まれないので。人に言われて何かをするだけではなく、自らやるということが上手くなるために最も大切なことです」。才能ある梅津、宇津元が「LETHAL FINISHER MASTERCLASS」をきっかけにどこまでこだわることができるか。貴重な機会を無駄にはしない。

(取材・文 吉田太郎)3月20日「NIKE ACADEMY TOKYO」に参加したいプレイヤーはいますぐチェック
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