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開幕連勝を狙った千葉&山形は痛み分け…FW船山がチーム救う同点PK弾

ゲキサカ / 2017年3月7日 11時23分

 山形は前からのプレスがはまらず、自陣の守備でも浮いた位置を取る船山に手を焼き、ボール奪取に苦戦。何度か相手の背後を突いて速い攻撃を仕掛けたが、相手の寄せが厳しく、いい形でフィニッシュまで持ち込めず。前半はスコアレスながら千葉が終始優位にゲームを進めた。

 後半に入り、最初にチャンスを迎えたのは劣勢だった山形。後半2分、PA右角付近から瀬沼が右足でクロスを送り、PA内中央の阪野が倒れながら右足でボレーシュートを放つ。しかし、ボールは左ポストのギリギリ外を通過していった。

 山形は千葉のプレスが弱まったこともあり、後半は最終ラインで丁寧につなぎながら、両ワイドを使って敵陣に攻め込んでいく。そして後半8分、右サイドを突破した瀬沼がPA内右から右足でマイナスに折り返し、中央の南が左足でファーへ流す。最後は阪野が滑りながら右足で押し込み、待望の先制ゴール。阪野はこれが移籍後初得点となった。

 千葉は後半10分、高橋に代えて移籍後初出場となるMF熊谷アンドリューを投入。すると同14分、高い位置でのボール奪取からアランダ、船山とつなぎ、船山から受けたラリベイがPA内右で本田に倒され、PKを獲得する。PKのキッカーを務めたのは船山。同15分に落ち着いてGK児玉の逆を突き、右足でゴール左に沈めた。

 同点に追いつかれた山形は後半17分に左サイドの瀬川に代え、今季初出場となるDF高木利弥をピッチへ送り出す。同23分には右CKから風間が送ったクロスにPA内中央の菅沼がヘッドで合わせるが、枠をとらえられず、勝ち越しゴールは奪えない。

 後半29分には両ベンチが動く。千葉は船山との交代で清武、山形は南に代えてMF汰木康也をそれぞれ投入。すると同30分、千葉のラリベイが左サイドをドリブルで持ち上がり、PA内左から左足で強烈なシュートを見舞うが、GK児玉に足で弾かれ、こぼれ球は風間にゴールラインの外へと蹴り出された。

 山形も直後に反撃。後半34分、途中出場の汰木が自陣の左サイドでボールを持つと、一気に加速して千葉の守備陣を置き去りにする。そのまま独走し、ゴール前でGK佐藤優との1対1を迎えるが、右足のシュートはストップされた。同35分には再び汰木が左サイドを抜け出し、今度はPA内左でシュートではなく横パスを選択。しかし、中央でDFにカットされ、得点機には結びつかなかった。

 山形は後半42分に先制ゴールの阪野を下げ、市立船橋高出身でプロ2年目のFW永藤歩を投入する。千葉も直後に町田との交代でMF佐藤勇人をピッチへ送り、互いに3枚のカードを使い切ったが、スコアは1-1のまま動かずに終了のホイッスル。千葉は2015年以来、山形は1999年のJ2参入以降クラブ史上初となる開幕連勝を逃した。

(取材・文 阿部哲也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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