「特別なスピードや高さはない」浦和FW武藤、ゴールを奪うために“意識すること”
ゲキサカ / 2017年3月11日 1時17分
[3.10 J1第3節 浦和4-1甲府 埼玉]
2試合連続ゴールを記録した。しかし、謙虚な姿勢を崩さない。浦和レッズFW武藤雄樹は自身のプレースタイルを理解しているからこそ、チームメイトへの感謝を忘れることはなかった。
前半をスコアレスで折り返したものの、後半に入ると浦和がゴールラッシュを披露する。まずは後半12分にFW興梠慎三が先制点を奪うと、同15分には武藤が続く。右サイドで関根がボールを受けると、「関根がサイドから仕掛けて中に切れ込んだとき、あのスペースにボールを出してくれると思っていた」とゴール前に走り込み、ピンポイントクロスをヘッドで合わせてネットを揺らし、チーム2点目を記録した。
「ボールが来たときにゴールを背にする形だったので、あまりゴールは見えていなかった。でもGKが出てくるだろうと分かっていたので、少しでも触れれば入ると思った。うまくボールに合わせることができて良かった」
その後、甲府に1点を返されたものの、後半38分にFW李忠成、後半アディショナルタイムにはFWラファエル・シルバがゴールを陥れ、浦和は4-1の勝利を収めた。好調FW陣によるゴールラッシュ。R・シルバは開幕3戦連発、興梠は2戦連発、李はJ1初ゴールもACLでは2戦連発を記録しており、ポジション争いは激しさを増している。武藤も2戦連発を記録しているが、「前の選手の競争があるので、試合に出るためにはゴールを決めないと出れないという思いがある」と表情を引き締める。
「競争が今は良い方向に向いていると思う。心強い仲間だし、僕としてはライバルでもある。これからも点を取り続け、負けたくないという思いがあります」
そして、自身がゴールを奪うには、周囲の助けが必要だと感じている。「僕は特別スピードや高さがあるわけではないし、一人でサッカーをするタイプではない。組み立てがあってこそのゴールだし、仲間との連動性を常に意識しています」。今後もチームメイトとの連係をさらに高め、ゴールラッシュを継続しようとしている。
(取材・文 折戸岳彦)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2017シーズンJリーグ特集ページ
●[J1]第3節1日目 スコア速報
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
21歳日本人が「危険な存在」 英で2戦連発…監督が唸った一撃「本当に上手く決めた」
FOOTBALL ZONE / 2025年1月15日 11時20分
-
スタッド・ランス加入報道のDF関根大輝が現地観戦!! 柏&日本代表の“先輩”伊東純也が目の前で貫禄のゴールゲット
ゲキサカ / 2025年1月12日 5時1分
-
シティが新年快勝発進で久々の連勝! ハーランド完全復活の2発にサヴィオが好調維持【プレミアリーグ】
超ワールドサッカー / 2025年1月5日 1時59分
-
本人も驚きの3試合連続ゴール!! 静岡学園MF篠塚怜音「こんなに決められるとは思っていなかった」
ゲキサカ / 2025年1月2日 22時55分
-
桐横大がインカレGL突破! 中1日3連戦を考慮したFW2枚交代策が的中! 中京大は無念の3戦連続逆転負け
ゲキサカ / 2024年12月19日 6時40分
ランキング
-
137歳急逝の元MLB左腕、死因は“薬物中毒”か 衝撃の報告書「口に白い物質」「吸引器具」
Full-Count / 2025年1月15日 10時14分
-
2大谷翔平が「韓国語であいさつしてくださって…」ドジャース加入キム・ヘソン「応援の言葉をもらった」
スポニチアネックス / 2025年1月15日 8時50分
-
3大谷翔平&山本由伸…佐々木朗希にもフラれたヤンキース「日本人離れ」の深刻理由
東スポWEB / 2025年1月15日 12時28分
-
4大谷翔平は「原動力になったかわからない」 MVPに“物言い”…157億円男に米賛否
Full-Count / 2025年1月14日 10時26分
-
5昨年準Vの鄭が敗れる波乱 サバレンカは3回戦へ 全豪OP
AFPBB News / 2025年1月15日 12時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください