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[SEVENDAYS FOOTBALLDAY]:“勝負の年”以上の1年(富山・佐々木陽次)

ゲキサカ / 2017年3月14日 21時9分

 8年ぶりに帰って来た故郷は「やっぱり居心地がいい」ようだ。次節は「友人たちも『見に行くよ』と言ってくれている」ホーム開幕戦。それでも、佐々木はそんな環境に甘えるつもりは毛頭ない。「よく多くの選手が“勝負の年”と言うと思うんですけど、僕にとっての今年は“勝負の年”以上というか、本当に自分がまた上がっていけるか、下がっていくかが明確になる1年かなと思っています。数字という結果を残して上がっていくか、「良い選手だったね」で終わるかの二択だと思うので、それを自分に言い聞かせて、『どっちに傾くのか』という、本当に自分自身との戦いの1年かなと思います」。

 新加入にも関わらず、カターレサポーターがこの日のために用意したチャントが、夢の島のスタンドに響く。「オーオ ヨウジ!オーオ ヨウジ!オーオ ヨウジ!ヨウジ!ヨウジ!」。3月12日。これから同じ時間を共有していくカターレサポーターと、かつて同じ時間を共有していたFC東京サポーターに見守られ、佐々木陽次の『“勝負の年”以上の1年』がスタートした。

■執筆者紹介:
土屋雅史
「(株)ジェイ・スポーツに勤務し、Jリーグ中継を担当。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」

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SEVENDAYS FOOTBALLDAY by 土屋雅史

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