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[サニックス杯]15年度2冠王者と16年度2冠王者との注目対決!東福岡が青森山田から意地の白星!

ゲキサカ / 2017年3月17日 8時56分

東福岡高はU-18日本代表のCB阿部海大(右)中心に1点を守り抜いた

[3.16 サニックス杯予選リーグ第2節 青森山田高 0-1 東福岡高 グローバルアリーナ]

 高校年代の強豪12チームと海外4チームの計16チームが優勝を争う「サニックス杯国際ユースサッカー大会2017」が16日に福岡県宗像市のグローバルアリーナで開幕し、予選リーグ第2節で東福岡高が1-0で青森山田高に勝利。ともに通算成績を1勝1敗とした。

 意地と意地のぶつかり合い。特に試合終盤は青森山田が東福岡をゴール前まで押し込んで、攻め続けた。東福岡は時折鋭いカウンターからMF青木真生都やFW大森真吾が独力でシュートまで持ち込むなど追加点のチャンスを作ったが、決めることができない。それでも東福岡の選手達は相手のロングボールやロングスローが次々と放り込まれる中、ゴール前で必死に競り合い続け、こぼれ球への反応も速くクリアしていた。

 ゴール前で存在感を発揮していたU-18日本代表CB阿部海大が「(選手権で)自分ら決勝まで行けなくて、絶対に倒してやろうということがありましたし、(サニックス杯初戦で)流経(流通経済大柏)に負けて絶対に落とせない一戦だった」と振り返ったように、絶対に勝つという思いで戦い続けた東福岡。GK佐野圭音がビッグセーブを見せるなど再三ゴール前までボールを運ばれながらも1-0で青森山田を振り切ったチームについては、森重潤也監督も「粘り強く戦ったと思う。少ないチャンスをものにして、リードしている分、(相手の勢いに)やられている部分もあったけれど最後に身体を張ったりしていた」と頷いていた。

 15年度全国高校総体と全国高校選手権優勝の東福岡と16年度全国高校選手権とプレミアリーグチャンピオンシップで2冠を勝ち取っている青森山田との注目対決は、序盤から攻守が目まぐるしく入れ替わる熱い戦いとなった。

 先手を取ったのは東福岡だった。ドリブル突破やサイドで崩し切るのではなく、早めにクロスボールを入れる攻撃を狙っていた東福岡は13分、MF木橋朋輝のロングクロスをファーサイドから中央へ飛び込んだMF田村和玖人が左足ダイレクトで合わせて先制点を奪う。

 この試合、10番MF福田湧矢を欠いた東福岡だが、木橋が左サイドから思い切ったシュートでゴールを脅かすなど、攻撃のポイントに。一進一退の攻防戦だったが、攻めきれないシーンの多い青森山田に比べて、より流れ良く試合を進めていたのは東福岡の方だった。

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