試合を決定づける選手へ…NIKEがフィニッシャー限定プログラムを実施! ゲストコーチの鳥栖MF鎌田大地が参加者にエールを送る
ゲキサカ / 2017年3月24日 19時0分
NIKEが『JFA Youth & Development Programme(JYD)』事業の一環として、日本のフットボールに横たわる問題、「得点力不足」を解消するために“フィニシャーをつくりあげる”ことをテーマに『NIKE ACADEMY TOKYO』を20日にレッズランドで開催した。スペシャルコーチにはサガン鳥栖で活躍するMF鎌田大地が登場し、全国から集まった29名の選手たちに、試合を決定づけるフィニッシャーになるためのヒントを授けた。
JYDとは、日本サッカー協会(JFA)が継続的な日本サッカーの発展ために、さらなる普及や次世代選手の育成を促進することを目的としたプロジェクト。昨年1月から始動し、同12月にNIKEの協力を得てJYD対象事業に、イングランドを本拠地とし、世界トップクラスの施設でエリートコーチや栄養士のほか、各分野の専門スタッフの指導やアドバイスを受けることができる育成機関『NIKE ACADEMY』のトレーニングメソッドを導入したプログラムを実施していくことを発表した。
その一環として今回、フィニッシャー育成のためのプログラム、世界基準のアタッキングメソッドを29名の選手たちが体験。最初に行われたクラスルームセッションでは、ドイツ・ブンデスリーガのブレーメンでトレーナー経験がある鈴木友規アスレティックトレーナーから『アスリートに必要な姿勢作り』をテーマに講義が行われた。日本人は猫背が多く、技術を重視する傾向にあるが、効率良くパフォーマンスを発揮するためには、姿勢や動きの質を向上させることが必要だという。それをベースに筋力やパワー、技術を磨いていかないと、パフォーマンスの質を上げることはできない。そのため、サッカーをやっていない時間から良い姿勢を意識していくことが大事だと説明を受けた。
その後、場所をフィールドに移して行われたフィールドセッションでは、マークされた相手を動かし、パスを受けてシュートを決めるトレーニングや、味方のダイレクトプレーにタイミングを合わせ、守備ラインを突破してフィニッシュに持ち込むトレーニングが行われ、オフ・ザ・ボールの動き、ボールの受け方を学び、シュート時の決断の早さなどが求められた。参加した選手たちは、パスを受けるときに必要以上に動き回ったり、自分のタイミングでパスを引き出すことができず苦戦していたが、『NIKE ACADEMY』の小島直人コーチや鎌田のアドバイスを真剣に聞き、最小限の動きでパスを受けることができること、パサーとのコミュニケーションやハッキリとしたアクションが必要だと学んだ。さらにその後行われた3対3では鎌田が手本として実演し、相手の逆を取って、股下を抜くシュートを放つなど、プロとして色々なシュートパターンを披露した。
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