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柳下采配的中…金沢が後半2発でドロー、町田は今季初の連勝逃す

ゲキサカ / 2017年3月26日 15時13分

[3.26 J2第5節 金沢2-2町田 石川西部]

 ツエーゲン金沢がホームで意地を見せた。FC町田ゼルビアから前半に2点を奪われるも、後半に2ゴールを挙げ、2-2の引き分け。今季初勝利こそ持ち越しとなったが、次節に弾みのつく勝ち点1となった。

 今季未勝利(1分3敗)の金沢は前節から先発1人を変更した。MF杉浦恭平が開幕戦以来、4試合ぶりのスタメン。また、2月に右足関節遊離体による手術で全治約2か月と発表されていたFW山崎雅人が、今季初めてベンチメンバー入りを果たした。対する町田は3試合連続で同じスタメン。選手の並びも開幕から変わらず、4-4-2で臨んだ。

 柳下正明新監督の下、開幕2試合を4-4-2の布陣でスタートしていた金沢。第3節・湘南戦(0-0)以降の2試合は3-4-2-1で戦っていたが、今節は3試合ぶりに4-4-2へ戻し、過去のリーグ戦通算対戦成績で2分3敗と1度も勝てていない町田に対してミラーゲームを仕掛けた。

 しかし、これまでの相性通り、先手を取ったのは町田だった。前半12分、MF李漢宰からのふわりとしたスルーパスにFW中島裕希が走り込み、PA内左でキープ。PA左外まで駆け上がったDF松本怜大が中島からのパスをダイレクトで中央へ折り返すと、2人の相手DFに競り勝ったFW戸島章が豪快に頭で叩き込んだ。

 町田がJ3に在籍していた2015年にJリーグ初得点を挙げていた戸島だが、J2ではこれが自身初ゴール。191cmの上背を生かして均衡を破ったストライカーは、続けざまに追加点もアシストする。

 前半19分、右サイドの中島がクロスを送り、PA内中央で受けたMF谷澤達也が右足でシュート。相手に当たってPA内右のゴールライン付近にこぼれたボールに対し、戸島が飛び出したGK白井裕人よりも先に追いつくと、スライディングしながら右足で折り返す。最後はMF井上裕大が無人のゴールに左足で押し込み、早い時間帯にリードを2点に拡大。井上にとっては長崎時代の2013年以来、4シーズンぶりのゴールとなった。

 ホームチームを相手に完全に主導権を握る町田。前半33分にPA内左で仕掛けた谷澤が倒されるも、逆にハンドを取られ、PK獲得とはならず。同41分、ここまで2点に絡んでいる中島が右クロスにヘッドで合わせるが、GK白井裕人の正面を突く。その数秒後にはPA手前中央の中島の落としから井上が右足で強烈なシュート。しかし、GK白井の好セーブに遭い、前半は2-0で折り返した。

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