1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

日本vsタイ 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年3月29日 3時45分

4-0大勝でW杯出場に近づいたバヒド・ハリルホジッチ監督

[3.28 W杯アジア最終予選 日本4-0タイ 埼玉]

 日本代表は28日、W杯アジア最終予選第7節でホームにタイ代表を迎え、4-0で快勝した。

以下、試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

●バヒド・ハリルホジッチ監督
「素晴らしい勝利だった。しかし、不満を抱く点もあった。相手は非常に意欲的にプレーし、質の高いプレーをした。我々は素晴らしいスタートを切って、2-0と点差を広げることができたが、そのあとプレーが止まり、プレーしなくなってしまった。その時間帯を相手は突き、たくさんのチャンスをつくった。後半が始まり、また2得点決めることができたが、(川島)永嗣が素晴らしい功績を今日のゲームで残してくれた。彼のことを思うと喜ばしい。私は彼を信頼していたが、それを裏付けてくれた。彼をブラボーと称えたい。我々は今、いい位置につけているが、最も難しいところはこれからだ」

─単純なパスミスも目立ったが?
「うれしくない点だ。少し気を抜いてしまったのか、ハードワークが低下したと思う。少しフラストレーションを感じるようなパスのクオリティーになった時間帯があった。今日の対戦相手がより高いレベルのチームだったら、まったく違った展開になっていたかもしれない。こういったところからも我々は教訓をしっかり得ないといけない」

─昨日の会見で「チームの強みはコレクティブ」と言っていたが、今日の試合は個の力に救われた部分が多かったのでは?
「私は批判のもとを提供してしまったのかもしれない(笑)。いずれにせよ4-0で勝つことができた。私の発言を批判のために利用しても結構だが、4-0で終わらせることができた。このような発言をする監督は珍しいかもしれないが、私は選手たちを祝福したいと思う。

 ただ、ハイレベルを求めた場合、集中力やハードワークが足りないゲームになった。このような内容になってしまうと、つまずくこともある。ここからしっかり教訓を得る必要がある。しかし、試合のほとんどの時間帯は選手を称えるべき内容だったと思う。素晴らしいプレーがあった。得点も素晴らしいプレーのあとの美しいゴールだった。もちろん、私も監督として集中力とハードワークを90分続けさせないといけないという教訓を得た。少し気を抜いてしまうところもなくさないといけない。それ以外にもいろいろな教訓があった」

─3対1の場面でもボールを取り切れず、チャンスをつくられる場面があったが?
「本日の試合はパーフェクトとは言えない内容だった。経験不足やコンディションが十分でないという話をしたが、ゲームマネジメントも欠けていた。あまりにも簡単なパスミスがあった。プレッシャーがかかっているところでのデュエルも目指していたが、タイの選手にも技術があった。彼らはサウジアラビア戦でもオーストラリア戦でもチャンスをつくっていた。タイの技術を無視してはいけない。今日は何人かの選手に疲れも見えた。少しプレッシャーを感じている中で、未熟さが出てしまった選手もいたかもしれない。中盤ではボールコントロール、そしてエリアのコントロールができなかったと思うし、攻撃の組み立てでは選手同士の距離が開いていて、連動して動くことがなく、止まってしまっていた。ボールをつないでいくことが困難だった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください