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[UAチャレンジカップ]「強く、速く反応を」「初速を大事にしたい」DAHのランニングスピードトレ、サーキットメニュー体感の選手たちが走力向上へ意欲

ゲキサカ / 2017年3月29日 6時40分

[UAチャレンジカップ]「強く、速く反応を」「初速を大事にしたい」DAHのランニングスピードトレ、サーキットメニュー体感の選手たちが走力向上へ意欲

 高体連、Jクラブユースの8チームが総当りのリーグ戦で優勝を争う「アンダーアーマーチャレンジカップ 2017 SPRING」(福島県いわき市、3月27日~29日)は高校生選手たちにとって貴重な学びの場となっている。

 大会は3日間で1チームにつき計6試合を戦うハードスケジュール。加えて栄養講習会や元日本代表MF金田喜稔氏によるサッカークリニック、そしてアンダーアーマー製スパイクの試履が実施されており、選手たちはサッカーの技術面だけでなく、体づくりやスパイクについての知識も学んぶことができている。

 大会2日目の28日には各チームが2試合終了後、いわきFCフィールドに集結。そこで「単に競技に必要な要素だけでなく、スピード、アジリティ、フィジカル、柔軟性、安定性、スタミナ、ストレングス等の体力的要素に加え、競技に必要な機能を兼ね備えたトータルパッケージの機能的アスリートを育成する」ことを目的に結成されている「ドームアスリートハウス」(DAH)コーチ陣の指導の下、ストレングス講習会とランニングスピードトレーニングが実施された。

 DAHの鈴木拓哉コーチと大前祐介コーチは「いかに強くなるか、いかに速くなるか取り組んでいる」トレーニングメニューを1時間かけて紹介。上を目指す高校生選手たちは「日本サッカーのフィジカルレベルを世界トップまで」「ワールドカップで日本が負けた時にフィジカルを理由にしたくない」というコーチ陣から「全力でやらないと意味がない!」と指摘されながら実際にトレーニングメニューを体感していた。

 サッカーにおいて特に重要な走力。コーチ陣は速く走るための要素として「いい姿勢で走ること」「跳ねる、バウンドさせること」「手足をしっかり連動させること」がそれぞれできるかをポイントに上げた。そして腹回り、肩周り、臀部周りのアクティベーションメニューで身体のスイッチを入れてから、エクササイズを実施。足首の上に、膝、その上に腰、胸、首、頭を乗せるイメージでいい形の姿勢を作ることをアドバイスし、またジャンプやバウンディングのメニューでは腕を大きく振ることなど手足をしっかり連動させることを指示していた。

 その後、選手たちは連続してパワーを出し続けることを目指してサーキットメニューにも挑戦。それぞれ1セットの短いものだったが、タイヤを活用したジャンプやシャトルラン、メディスンボールを頭上から地面に叩きつけるメニューなど10種類のメニューをやり切ってトレーニングを終えた。

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