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[UAチャレンジカップ]“優勝決定戦”で5発快勝!明秀日立が勝負と育成にこだわって頂点に

ゲキサカ / 2017年3月30日 6時11分

笑顔で優勝を喜ぶ明秀日立高イレブン

[3.29 UAチャレンジカップ 明秀日立高 5-1 聖光学院高 いわきFCフィールド]

「革新的なサッカーイベントを通じ、ユース期において必要とされる様々な情報、知識を提供することで、世界に通用するサッカー選手を育成し、サッカー界繁栄の一助とする」という理念の下で開催されている「アンダーアーマーチャレンジカップ 2017 SPRING」は大会最終日の29日、リーグ戦最終節で首位の明秀日立高(茨城)と勝ち点1差で2位の聖光学院高(福島)が激突。優勝を懸けた首位決戦を5-1で制した明秀日立が4勝2分で優勝した。

 明秀日立の萬場努監督は「新人戦が両校優勝だったので決勝戦でちゃんと勝つという訓練として、新人戦の反省ができるとみんなで共通の認識でいた。新人戦はダラダラと入っちゃったのがあった。(今大会は)勝負にこだわろうというのが見えたので良かった」と微笑んだ。

 まさに決勝戦とも言える決戦は明秀日立が先制パンチを浴びせる。前半3分、FK後の混戦からFW湯澤涼(新3年)が右足シュートをゴール左隅へ突き刺す。幸先良く先制した明秀日立に対し、聖光学院はキーマンのMF坪佳侑(新3年)が試合序盤に負傷交代するアクシデント。聖光学院陣内へ押し込んだ明秀日立は、16分にも抜群のスピードで抜け出したFW二瓶優大(新2年)がゴールマウス直撃のシュートを放つ。

 勢いに乗ったまま試合を進めた明秀日立は18分、湯澤のスルーパスで左中間を抜け出したFW及川央泰(新2年)が絶妙なラストパスを入れると、走り込んだ二瓶が1タッチでゴールへ沈めて2-0とした。

 このあと、互いにチャンスをつくり合った両校だったが、決めきれずに前半終了。それでも後半開始わずか50秒、聖光学院は左スローインからやや弾んだボールをMF中島悠吾(新3年)が右足で強振する。圧巻の弾道を描いたミドルシュートがGKの頭上を越えてゴールへ。衝撃的な一撃によってスコアは1点差となった。

 聖光学院はさらに5分、左サイドからの崩しでフリーのFW須藤祐斗(新3年)がシュート。だが、明秀日立GK木村謙一(新2年)のビッグセーブにあうと、こぼれ球を繋いでから須藤が再び放った一撃も明秀日立DFにブロックされてしまう。坪に代わって入った中島のダイナミックなドリブルやMF山口輝久主将(新3年)のスペースを突く動きなどによって、勢い緩めずに反撃した聖光学院だが、2連戦の影響もあってか2点目を奪いきることができなかった。

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