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[ミズノカップ U-18 IN うどん県]ファインゴール3発!プレミアリーグ勢の神戸弘陵が初出場初優勝!

ゲキサカ / 2017年4月1日 6時11分

優勝を喜ぶ神戸弘陵高イレブン

[3.30 ミズノカップ決勝 桃山学院高 0-3 神戸弘陵高 香川県サッカー場]

 強豪12校が新シーズンの本格的な開幕を前に力を競い合った「第5回 ミズノカップ U-18 IN うどん県 2017」(香川)は大会最終日の30日午後、決勝戦を行った。桃山学院高(大阪)と神戸弘陵高(兵庫)との戦いとなった決勝は神戸弘陵が3-0で快勝。初出場のミズノカップで初優勝を果たした。

 高校年代最高峰のリーグ戦、プレミアリーグ開幕へ弾みのV。神戸弘陵の谷純一監督は「年明けてからのトレーニングマッチ、練習で調子いい、ないし結果残した18人でこの大会参加にさせてもらったんです。初めての大会参加で本当に力あるチームと対戦させてもらって、改善するところを改善しながらひとつ結果を出せたので、選手たちの自信に繋げたいなと思っています」と総括した。

 対戦した桃山学院の堀佳津之監督が「プレミアのチームとやれたのは大きかった。足りないことが多かった」と語っていたが、神戸弘陵は攻守においてプレミアリーグ勢の力を発揮。球際の攻防での勢い、切り替えの速さ、そしてファインゴール3発などで桃山学院を上回り、タイトルを獲得した。

 立ち上がり、先にチャンスを作ったのは桃山学院の方だった。3分、縦パスから左中間を突いたFW茶谷椋(新3年)が強引に縦へ持ち込んで左足シュート。さらに6分には左サイドを切れ込んだFW角川倫久(新2年)の折り返しから茶谷、左MF三島勇稀(新3年)が立て続けに決定的なシュートを放つ。だが、前を塞いだ神戸弘陵守備陣がシュートをブロックして得点を許さない。

 逆に神戸弘陵は15分、右CKから左SB権勝星(新3年)が決定的なヘディングシュート。こぼれ球をFW住田翔(新3年)が狙ったが、ここは桃山学院GK長戸瑛心(新2年)がCKへ逃れる。この後は「ボールの取りどころがはっきりしていなかった」(堀監督)という桃山学院に神戸弘陵が次々とシュートを浴びせる展開になった。そして23分、神戸弘陵は中盤でボールを拾うと、左SB権がセンターライン付近からロングクロス。これに反応した住田がDF間での胸コントロールで一気に抜け出すと、そのまま右足シュートをゴールへ突き刺して先制した。

 ファインゴールに沸いた神戸弘陵はその後も右SB西山克人(新3年)と権の攻撃参加、ワンツーなどでサイドを攻略してクロスを上げ、決定打を連発する。そして後半12分、MF中濱悠斗(新2年)が中央左寄りの位置から右ハイサイドへサイドチェンジ。これを住田が頭で後方へ落とすと、MF竹村史明(新3年)のクロスを交代出場FW立岩玄輝(新3年)が押し込んで2-0とした。

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