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トリコロールの“新旧10番対決”は2アシストの齋藤学に軍配!!日産凱旋の俊輔はゴール演出も古巣に屈す

ゲキサカ / 2017年4月9日 0時24分

今季から横浜FMの10番を背負うMF齋藤学が昨季まで10番だったMF中村俊輔とマッチアップする

[4.8 J1第6節 横浜FM2-1磐田 日産ス]

 J1リーグは8日、第6節を行い、日産スタジアムでは横浜F・マリノスがジュビロ磐田に2-1で競り勝った。昨季まで横浜FMに在籍していたMF中村俊輔にとって初の古巣戦となる“凱旋試合”。磐田の名波浩監督が「俊輔ダービー」と名付けた注目の一戦は、俊輔から10番と主将を受け継いだMF齋藤学の2アシストで横浜FMが勝利をおさめ、4試合ぶりの勝ち点3を獲得した。

 横浜FMは前節のC大阪戦(0-2)から先発3人を変更。C大阪戦で負傷したMF中町公祐に代わってMF喜田拓也が3試合ぶりに先発したほか、MFダビド・バブンスキーとFWウーゴ・ヴィエイラが2試合ぶりに先発復帰した。
 磐田は前節・清水戦(3-1)から先発1人を入れ替え、DF櫻内渚に代わってDF高橋祥平が右サイドバックで先発。今季、神戸から完全移籍で加入した高橋は移籍後初出場初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 横浜FMのクラブ創設25周年記念試合としてキックオフ前からさまざまなイベントが催された一戦は、序盤からホームの横浜FMが積極的な入りを見せた。前半16分には齋藤がドリブルで左サイドから中に持ち込み、マイナスのパス。MF天野純がPA手前から右足でミドルシュートを打ったが、GKカミンスキーに弾かれた。

 中村俊がボールを持つたびにゴール裏の横浜FMサポーターからはブーイングが飛んだ。右サイドハーフで先発したサックスブルーの背番号10だが、なかなかボールに触れない。トップ下のMF松浦拓弥とポジションを入れ替えたり、低い位置まで下がってビルドアップに参加するなど、リズムを変えようとしたが、試合は横浜FMペースで進んだ。

 前半24分、相手のパスをインターセプトした天野がそのまま強烈な左足ミドル。これはカミンスキーの好セーブに阻まれたが、同26分に先制に成功した。左サイドのタッチライン際でボールをキープした齋藤は下がりながらドリブルし、ゴール前の状況を確認。中村俊のマークが甘い隙を逃さず、右足で鋭いクロスボールを供給し、ファーサイドから走り込んだMFマルティノスがヘディングシュートを叩き込んだ。

 今季、中村俊から背番号10、そしてキャプテンを継承した齋藤のアシストでリードを奪った横浜FMだが、昨季までトリコロールの10番を背負ってきた38歳もすぐさま取り返す。前半34分、磐田は左CKを獲得すると、中村俊が左足でゴール前に蹴り込み、マルティノスのクリアが小さくなったところをDF大井健太郎が豪快な左足ダイレクトボレーで叩き込んだ。

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