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“ライバル初共演”の山形が大分撃破…FW阪野弾で開幕戦以来&ホーム初の白星

ゲキサカ / 2017年4月9日 19時18分

[4.8 J2第7節 山形3-2大分 NDスタ]

 3シーズンぶりとなったモンテディオ山形と大分トリニータの対戦は、前後半で真逆の展開となった。前半にホームの山形が2点を先行するが、後半に大分が2ゴールを奪取。山形は同点後も苦しい時間帯が続いたものの、FW阪野豊史がチームを救う勝ち越しゴールを挙げ、開幕戦以来となる6試合ぶりの勝利を飾った。

 前節の長崎戦(0-2)で今季初黒星を喫した山形は、先発2人を変更。DF石川竜也、MF荒堀謙次に代わり、DF高木利弥が3試合ぶり、MF鈴木雄斗が2試合ぶりにスターティングメンバーに名を連ねた。システムは開幕から変わらず、3-4-2-1。鈴木は荒堀のいた右ウイングバック、高木も石川が務めた3バックの左と、2人ともそのまま同ポジションに入った。

 また、2015年に群馬から加入したMF瀬川和樹、同年に神奈川大から新加入となった高木が在籍3年目にして、リーグ戦初の同時出場。開幕戦の京都戦(2-1)以来、勝利から遠ざかっている山形は、左ウイングバックの同ポジションを争っていた“ライバルの共演”で6試合ぶりの勝利を目指した。

 対する大分も前節の愛媛戦(1-1)からスタメン2人の顔触れが変わった。MF黒木恭平と、左半腱様筋肉離れで全治約6週間と診断されたMF松本怜が外れ、MF山岸智が4試合ぶり、MF岩田智輝が3試合ぶりの先発出場。選手の並びも山形と同じく、開幕からの3-4-2-1を継続した。

 山形が2015年にJ1、大分が2016年にJ3で戦っていたため、公式戦で顔を合わせるのは2014年以来。過去にJ1でもしのぎを削り、リーグ戦の通算対戦成績で9勝4分9敗と互角の両チームは、開始からアップテンポで試合を進める。前半1分に大分FW三平和司がオープニングシュートを放つと、山形も負けじと同2分に瀬川が右足でシュート。しかし、いずれもゴールには結びつかなかった。

 互いに第一陣の攻撃を終えると、そこから主導権を握ったのは山形。前半4分、DF茂木力也が右サイドの高い位置からクロスを上げる。PA内でDF竹内彬にクリアされるも、これが中途半端になり、素早く反応したMF瀬沼優司がPA内やや右から左足を振り抜く。抑えの利いたシュートがゴール左に決まり、まずは山形が先手を取った。

 リーグ戦4試合ぶり、ホームでは今季初の得点が生まれた山形は、ショートパスとサイド攻撃でその後も相手ゴールに迫る。前半10分には最終ラインから攻撃参加した茂木が再び右から折り返すと、左ウイングバックの位置からPA内中央まで進入した瀬川が反応。利き足と逆の右足で強烈なシュートを放つが、惜しくもクロスバーを直撃した。

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