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新ライバル対決で“ジャイキリ”許した福島「サポーターに申し訳ない」

ゲキサカ / 2017年4月9日 22時20分

福島ユナイテッドFCはいわきFCに0-2で敗れ、天皇杯出場を逃した

[4.9 福島県サッカー選手権決勝 福島 0-2 いわきFC とうスタ]

 J3で開幕4連勝と好調首位発進を決めていた福島ユナイテッドFCだが、天皇杯に出場することは出来なかった。9日に行われた福島県サッカー選手権決勝でいわきFCに0-2で敗戦。“ジャイアントキリング”を許した福島の天皇杯連続出場は9大会で途絶えた。

 株式会社ドーム(アンダーアーマー、DNS)の全面サポートを受けて急成長を遂げているとはいえ、いわきFCは発足2年目。県リーグ1部を戦うチームにJ3で首位を走るチームが負けるわけにはいかなかった。田坂和昭監督は「選手たちはよく戦ってくれたが、結果は負けてしまった。立ち上がりが良くなく、1失点してからは我々のサッカーは出来たが、今までのリーグ戦のようなサッカーが体現できなかった」と悔やむと、「サポーターに申し訳ない」と謝罪した。

「いわき圏を盛り上げるためにはこういう白熱した試合の中で勝ち切らないといけないが、関心が高くなるのは非常にいいこと。ただ我々はプロとしてやっている以上、結果を残さないといけない。次は勝てるようにならないといけない。今後いわきFCさんが上位リーグに上がっていって、一緒に福島県を盛り上げていけるような戦いができればなと思う」(田坂監督)

 しかしライバルクラブの成長は監督、選手ともに認めるところ。指揮官が「タフなチームだった」と話せば、DF茂木弘人も「走り負けないようにしなければいけなかったが、そこで差が出てしまった」と反省。ただ今季がこれで終わったわけではなく、まだ始まったばかり。茂木は「(この結果を)引きずってはいけない。またしっかり準備していきたい」と再開されるリーグ戦に目を向けた。

●第97回天皇杯特設ページ

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