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[関東]芝が良すぎ?互いに持ち味出せず…専修大と桐蔭横浜大はスコアレスドロー

ゲキサカ / 2017年5月1日 10時27分

 セットプレーでは両守護神が存在感。専修大GK蔦颯(4年=前橋育英高)はハイボールの処理で強さを示し、桐蔭横浜大GK田中雄大(4年=青森山田高)が的確な飛び出しと精度高いフィードでチャンスメイクした。

 先手を取りたい桐蔭横浜大だったが、10番を背負うFW石川大地(4年=水戸啓明高)へなかなかボールをつなげず。後半38分にはようやく敵陣左でボールを奪った石川が自ら仕掛けてショートカウンター。受けた鈴木が中央から右へドリブルで持ち込み、リターンを受けたMFイサカ・ゼイン(2年=桐光学園高)が折り返す。ゴール前に詰めていた石川が右足シュートを打つもDFに当たってしまった。

 その後も途中出場の中家のロングスローも相手に阻まれ、前半終了間際のアディショナルタイム1分にはイサカの右クロスに鈴木が頭で合わせたが、DFに当たりポスト右へ逸れた。0-0で前半を折り返す。

 ハーフタイムに専修大は交代カードを切る。鈴木厚に代わって、FW岸晃司(2年=川崎F U-18)を送った。迎えた後半3分、鈴木国がDF大西拓真(3年=FC東京U-18)を背負いつつドリブルで持ち込みシュート。枠を外れた。同16分には石川の左CKからDF八戸雄太(4年=青森山田高)がヘディングシュートもわずかにバー上。同23分にはFW浅川隼人(4年=八千代高)に代わり、MF鳥海芳樹(1年=桐光学園高)を投入。高校選抜にも選出されていた期待のルーキーが送られ、大学リーグデビューした。

 後半に7本ものCKを得た専修大。後半12分からは立て続けに三度のCKを獲得する。三沢の左CKは前に出ていたGKの頭上を越えたが、背後に詰めていたDF池田壮磨(4年=前橋育英高)にクリアされるなど、得点にはつながらない。同33分、三沢の右CKから大西が狙ったヘディングシュートはDFにクリアされ、直後の三沢の右CKはファーサイドの越水が頭で叩いたがGKの好セーブに遭った。

 後半35分に桐蔭横浜大はMF浅沼大和(4年=清水ユース)に代えて、開幕戦では先発だったルーキーMF橘田健人(1年=神村学園高)を送る。同38分には専修大がまたもセットプレーから決定機。右サイド遠目の位置からのFK、三沢のボールに最後はMF蛭田拓海(2年=前橋育英高)が合わせたが決めきれない。

 後半43分に専修大は二人目の交代。MF中山克広(3年=麻布大附高)に代えて、FW中杉雄貴(2年=横浜FMユース)を入れた。同アディショナルタイムにはMF岡本勇輝(2年=横浜FCユース)に代えて、MF鹿沼直生(2年=静岡学園高)を入れる。最後まで互いに1点を目指して攻めたものの得点は生まれず。0-0の引き分けに終わった。

 ボールの進まぬ芝に戸惑い、チャレンジする姿勢は示せなかったが勝ち点1は手に入れた。「今日は妥当な結果」と桐蔭横浜大の八城監督は引き分けを受け入れる。中2日での連戦。次節では桐蔭横浜大は筑波大と、専修大は流通経済大と戦う。

(取材・文 片岡涼)

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