渡邉の今季初弾で神戸が首位叩き! 鹿島は遠藤&レオ負傷の誤算…Jデビューの19歳DF町田も“洗礼”浴びる
ゲキサカ / 2017年5月14日 16時33分
[5.14 J1第11節 鹿島1-2神戸 カシマ]
8位ヴィッセル神戸が敵地で首位鹿島アントラーズを2-1で撃破した。前半にFW渡邉千真の今季初ゴールなどで2点を先行し、終盤に1点を返されたが、そのまま逃げ切りに成功。神戸は第6節の大宮戦(2-0)以来、リーグ戦5試合ぶりの白星を挙げ、敗れた鹿島は首位から陥落した。
公式戦4連勝中の鹿島は、前節の浦和戦(1-0)から先発3人を変更。プロ2年目の19歳DF町田浩樹がJリーグ初出場を果たし、DF三竿雄斗が移籍後リーグ戦初、FW鈴木優磨が5試合ぶりのスタメン起用となった。布陣は4-4-2で、町田がDF昌子源の隣で左センターバックを務め、三竿雄は左サイドバックに配置。鈴木は神戸との古巣対決を迎えるFWペドロ・ジュニオールと2トップを組んだ。
対する神戸のスタメン変更も3人。MF松下佳貴と渡邉が2試合ぶりに先発復帰し、10日のルヴァン杯グループリーグ第5節・甲府戦(2-1)で決勝点に絡んだFW中坂勇哉が4試合ぶりにスタメン起用された。首位鹿島を相手にネルシーニョ監督が採用したのは、MF高橋秀人をアンカーに据えた4-3-3。インサイドハーフは松下とMFニウトンが務め、前線3枚は右から中坂、渡邉、FW大森晃太郎が並んだ。
神戸にとっては、勝てば鹿島との勝ち点差が2に縮まる重要なゲーム。前線3人と両インサイドハーフを中心に前から圧力をかけて鹿島の攻め手を封じると、前半10分に先制する。右サイドのタッチライン際でFKを獲得し、キッカーの松下が左足で内側に巻いたクロスを供給。PA内中央で鹿島DF西大伍がヘディングでクリアを試みると、そのボールがゴール左隅に吸い込まれた。
神戸はオウンゴールでスコアを動かした後もプレスの強度を緩めず、前半14分には追加点を奪取。中盤の厳しい寄せでマイボールにした流れから松下が左サイドに展開し、駆け上がったDF橋本和が左足でクロスを上げる。PA内中央でマークを剥がした渡邉が頭でゴール右に決め、今季初得点をマーク。渡邉に付いていた鹿島の町田は、一瞬ニアに動いてからファーに膨らむ相手の動きに対応できず、いきなりJリーグの舞台で洗礼を浴びる形となった。
鹿島は連勝していた公式戦直近4試合で1つのPKを含む2失点と安定した守備を見せていたが、序盤で立て続けにゴールを献上。その後も誤算が続き、前半33分には西のスルーパスに走り込んだMF遠藤康がPA内右でDF渡部博文のスライディングを受けた直後、自らゴールラインの外へ出る。遠藤は左足を押さえて交代を要求し、同35分にFW金崎夢生が投入された。
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