宮城開催の全国総体は“特別な大会”。 震災後、毎年東北遠征行う大阪桐蔭が前回王者・大阪学院撃破!!:大阪
ゲキサカ / 2017年5月16日 22時16分
「内容のあるサッカーをしなければいけない。勝つことだけを考えた指導をしてはいけない」という永野悦次郎監督の下、大阪桐蔭は大阪学院の厳しいプレッシャーの中でもボールを繋いで、主導権を握ってサッカーをしようとしていた。指揮官は「まだまだイージーミスが多い」と口にするが、技術レベル高い選手の多いチームは、全国総体の行われる宮城での躍進を誓う。
大阪桐蔭にとって宮城県で開催される全国総体は特別な大会だ。同校は11年3月11日に発生した東日本大震災の翌12年から毎夏、東北遠征を行っている。西矢は「(宮城県)石巻の子たちとサッカーしたりしている。今年は宮城と聞いて。その子らにプレーで元気与えたいし、それをしっかり頭に置いて、『宮城に絶対に行く』という気持ちはどこのチームよりも持っていると思います」。
震災の“後遺症”に苦しむ地域を目の当たりにして学んできたことがある。「自分達がどれだけ恵まれているのか感じるし、そういうところを意識してみんなサッカーに取り組んだりすれば、ひとつの笛とか気にならないし、宮城に行って成長していると思います」(西矢)。例え、大阪府予選で敗れても東北遠征は実施予定。だからこそ、「何が何でも勝って宮城へ行きたい」という選手たちがその情熱も力に激戦区・大阪予選を突破する。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017
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