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岐阜連覇狙う帝京大可児、『NIKE ACADEMY TOKYO』トレーニングで1本の精度、相手のバランス崩す意識高めて初戦へ

ゲキサカ / 2017年5月18日 19時25分

帝京大可児高はゴール前の意識、精度を学んで総体予選へ

 平成29年度全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技(宮城)の岐阜県予選2回戦が20日に行われる。

 大会連覇を狙う帝京大可児高は今大会初戦で大垣日大高と対戦。帝京大可児は今年、県新人戦4試合を計18得点無失点で優勝し、2年ぶりに復帰したプリンスリーグ東海でも優勝候補の名古屋グランパスU18(愛知)、静岡学園高(静岡)といずれも引き分けるなど高い実力を示している。

 守備の柱であるCB長澤大輝(3年)が「目標は全国制覇したいです。守備の切り替えだったり、前のスピード感、カウンターだったりの速さはあると思う」という今年のチームは、エースFW久保藤次郎、FW西尾綾祐、MF坂梨寿莉、MF日比野紘樹(全て3年)ら中心に得点力高く、総体岐阜予選でもV候補筆頭。その帝京大可児が貴重な経験も力に、まずは全国切符を獲得する。

 帝京大可児は総体予選初戦を3日後に控えた17日、『NIKE ACADEMY TOKYO supported by JYD』のトレーニングセッションを受講した。これは昨年スタートした「継続的な日本サッカーの発展ために、さらなる普及や次世代選手の育成を促進することを目的としたプロジェクト、『JFA Youth & Development Programme(JYD)』」事業の一環。イングランドサッカー協会(FA)の国立フットボールセンターを拠点に活動中の『NIKE ACADEMY』の日本版、『NIKE ACADEMY TOKYO』による“世界基準”のトレーニングを選手たちは体感した。
 
 テーマは主にフィニッシュの部分。『NIKE ACADEMY TOKYO』の小島直人ヘッドコーチから「相手の重心を見ることを忘れないで欲しい」という指摘などを受けながら、自分がフリーになるためにDFやDFラインの重心を見て、動きすぎることなくその逆を取ること、相手のバランスを崩すことなどを学び、タイミングを合わせて守備ラインを突破してシュートを放つトレーニングや10分間のミニゲームなどで学んだことを実践していた。

 小島ヘッドコーチは、同じくJYD事業の一環として行われた「得点力不足」解消のためのプログラム『LETHAL FINISHER」で特別コーチを務めたFW柿谷曜一朗(C大阪)の動きを紹介。ドリルメニューでも常に試合を意識してDFを外すイメージを持っていた柿谷のように、試合を想定して一本一本を大切にトレーニングすることを求めていた。

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